「2030年の推計人口減少率が低い都道府県」ランキング! 1位は「沖縄県」【2017年度推計】
少子高齢化により、今後の日本における人口減少が懸念されていますが、具体的に今後10年でどれくらいの人口が減少するのでしょうか?
今回は国立社会保障・人口問題研究所が2017年に発表した「日本の将来推計人口」と総務省が2021年に発表した「令和2年 国勢調査」のデータをもとに、2020年の人口に対しての2030年における人口減少率が低い都道府県ランキングをお送りします。
(出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」/総務省「令和2年 国勢調査」)
第3位:愛知県(-2.43%)
第3位は「愛知県」でした。増減率はマイナス2.43%です。愛知県は1958年時点で人口は400万人程度でしたが、1960年から1973年にかけて毎年おおむね10万人増を続け、今では750万人を超える人口を擁しています。2030年には2020年時点より約20万人少ない730万人程度となることが予想されています。
第2位:東京都(-1.17%)
第2位は「東京都」でした。増減率はマイナス1.17%です。東京都は人口約1400万人を抱える世界でも有数の大都市です。2020年時点での人口は1404万7594人ですが、2030年には1388万程度となることが予想されています。ほとんどの道府県が-5%以上の増減率と予想される中、多くの人口を抱える東京都の増減率は小さいため、人口の東京への一極集中は今後10年間でさらに進んでいくと考えられます。
第1位:沖縄県(0.16%)
第1位は「沖縄県」でした。増加率はプラス0.16%です。沖縄県は2030年時点において唯一人口の増加が予想されている地域です。2020年における沖縄県の合計特殊出生率は1.86と全国で最も高い数値となっており、出生数が死亡数を大きく上回っているため、今後も人口が増えていくことが予想されます。
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