リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、2021年12月8日に「人気温泉地」の調査結果を発表しました。今回は、その中から「全国温泉地満足度ランキング（秘湯部門）」を紹介します。

　対象は、1年間の集計訪問者50人以上100人未満となった81の温泉地。回答者は、全国の「じゃらんnet」会員1万3848人です。それでは結果を見ていきましょう。

（出典：「じゃらん人気温泉地ランキング2022」投票結果報告）

第3位：十勝岳温泉（北海道）

　第3位は「十勝岳温泉」でした。満足度は95.3%です。空知郡上富良野町に位置し、国民保養温泉地に指定されています。絶景の露天風呂として知られており、北海道で最も高所に位置する「湯元 凌雲閣」が有名。長期間にわたり「雪見風呂」を堪能できます。他にも「カミホロ荘」と「思惟林」といった温泉宿があり、それぞれ違った泉質です。日帰り温泉としても利用でき、登山基地としても使われています。

第2位：久住温泉（大分県）

　第2位は「久住温泉」でした。満足度は95.5%です。久住にある「久住高原温泉郷」は、長湯温泉・荻温泉と共に「竹田温泉群」として国民保養温泉地に指定されている温泉の総称です。「七里田温泉」や「法華院温泉」などが有名。七里田温泉は弥生時代から湧いていたといわれ、炭酸濃度が高いことで知られています。法華院温泉は、標高1303メートルの高所にある九州で最も高所の温泉です。

第1位：小田・田の原・満願寺温泉（熊本県）

　第1位は「小田・田の原・満願寺温泉」でした。満足度は97.2%です。それぞれ阿蘇郡南小国町にある温泉で、南小国温泉の一部として国民保養温泉地に選ばれています。「小田温泉」は有名な温泉地「黒川温泉」の近くに位置し、1975年ごろに開湯。「満願寺温泉」は満願寺川沿いに温泉街があり、露天風呂も楽しめます。「田の原温泉」は鎌倉時代に開湯したそうです。

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