1990年代の漫画・アニメ界を席巻した「美少女戦士セーラームーン」。シリーズごとに、さまざまな敵がセーラー戦士たちの前に立ちはだかってきましたよね。敵側のキャラクターもそれぞれ事情を抱えており、強くて個性豊かな人物ばかり。ただの敵では終わらない魅力を持っています。印象に残った敵や、心惹かれたキャラクターがいた人も多いのではないでしょうか。

　そこでねとらぼ調査隊では、「『セーラームーン』シリーズに登場した敵キャラの中で誰が一番好き？」と題した人気投票を実施します！　まずは編集部がピックアップした4人を解説します。

クイン・ベリル

　ダーク・キングダムの司令塔として登場したキャラクター。もともとは地球の預言者で、王子であるプリンス・エンディミオン（地場衛の前世）に恋をしていましたが、恋心を利用され、クイン・メタリアに憑依されてしまいます。そしてエンディミオンの配下である四天王を洗脳し、シルバー・ミレニアムを襲撃。エンディミオンとプリンセス・セレニティ（月野うさぎの前世）の命を奪います。現世では衛を洗脳して手元に置きますが、セーラー戦士に敗れて消滅していった悲しい運命の女性です。

プリンス・デマンド

　ブラック・ムーン一族のリーダーで、30世紀の未来から幻の銀水晶を求めて20世紀に降り立った人物。30世紀で出会ったネオ・クイーン・セレニティ（月野うさぎの未来の姿）に強く執着しており、20世紀でもセーラームーンを手に入れようと、自身の本拠地である惑星ネメシスに彼女をさらいます。その美しい容貌や歪んだ愛で人気を博した敵キャラです。

ブラックレディ

　ブラック・ムーンの幹部として登場した「暗黒の女王」を名乗る女性。額には逆さの三日月マークがあり、耳には邪黒水晶のピアスをつけています。その正体は、ブラック・ムーンの黒幕であるワイズマンに心の闇に付け込まれ、ダークパワーを受け入れてしまったちびうさ。うさぎによく似た容姿ですが、目つきは冷たく、より大人びた姿になっています。ストーリーも印象深く、ファンからも人気の高いキャラクターです。

ミストレス9

　デス・バスターズの構成員で、土萠ほたる（セーラーサターン）の身体に巣食うダイモーン。デス・バスターズの支配者である師ファラオ90の巫女のような存在で、ほたるを孤独に追い込むことで彼女の身体を乗っ取り、支配しようとしていました。はじめはほたると同じ姿をしていましたが、身体を完全に乗っ取ったあとは、大人の女性の姿へと変化。最後はセーラーサターンに覚醒したほたるの強い意志に敗れて消滅します。

あなたが一番好きな「セーラームーンの歴代敵キャラ」は？

　これまで制作されてきた「セーラームーン」シリーズでは、敵キャラクターたちの悲しい過去や悪に堕ちた背景などもしっかりと描かれてきました。印象に残ったストーリーや思い入れのあるキャラクターがいる人も多いのではないでしょうか。

　今回は主だった敵キャラクターを選択肢としてピックアップしました。投票したいキャラクターが選択肢にない場合は、「その他」に投票してコメントで名前を教えてください。また、コメント欄では各キャラクターの印象的なシーンや魅力的なポイントなども募集しています。皆さんのお気に入りキャラクターへの熱いコメント、お待ちしています！