今回はイギリスのWilliam Reed Business Mediaが発表している「世界のベストレストラン50」（2021年版）からTOP20のレストランを紹介します。

　果たして、世界の食通を唸らせる最上級のレストランはどのお店なのでしょうか？　また日本からランクインしているレストランはあるのでしょうか？　さっそく結果を見ていきましょう。

（出典：William Reed Business Media Ltd,「The World’s 50 Best Restaurants」2021年版）

第3位：Asador Etxebarri

　第3位はAsador Etxebarriでした。

　同店はスペインのバスク地方にあるレストラン。薪を使用した「熾火」を調理法に採用し、自然が醸し出す香りを料理に染み込ませるところに特徴があります。名物のガリシア牛や地中海の魚介などを自然という調味料とともに楽しむことができる、世界の食通の支持を集めるレストランです。

第2位：Geranium

　第2位はGeraniumでした。

　Geraniumはデンマークのコペンハーゲンにあるお店です。デンマーク初の三ツ星レストランとしても有名な同店で腕を振るうのは、ボキューズ・ドール国際料理コンクールでの優勝経験を持つラスムス・コフォード氏。その卓越した腕から繰り出される料理は、芸術品と思われるほど見た目にも美しいものとなっています。

第1位：Noma

　第1位はNomaでした。

　2位のGeraniumに続き、1位のNomaもデンマークのコペンハーゲンにあるお店です。スカンディナビア半島で採れる食材のみを使用した北欧料理・スカンディナビア料理を提供しており、北欧の世界にどっぷり浸かる贅沢体験ができます。同店を舞台とした『ノーマ、世界を変える料理』というドキュメンタリー映画も作成されました。

　なお今回は日本のレストラン2店がTOP20にランクインしています。渋谷区の日本料理店「傳」（でん）が11位、「里山料理」を提供するNARISAWAが19位となりました。

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