大ヒット作品の「踊る大捜査線」シリーズを生み出した、フジテレビ系で放送していた「火曜9時」のドラマ枠。2000年代にも多くの名作を残しており、フジテレビを代表するドラマも誕生しています。そこで、2021年12月14日から12月20日まで、ねとらぼ調査隊では「フジテレビの『2000年代火9ドラマ』で好きな作品は？」というアンケートを実施していました。

　今回のアンケートでは、総数1572票もの投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます！　それでは、結果を見ていきましょう。

第3位：ナースのお仕事（第3・4シリーズ）

　第3位は112票を集めた「ナースのお仕事（第3・4シリーズ）」です。「ナースのお仕事」は、観月ありささんが主人公の新人ナース・朝倉いずみを演じる、1996年から始まった人気ドラマシリーズ。2000年代の火9枠としては、第3シリーズから第4シリーズが放送されました。本格的な医療ドラマではなく、病院で朝倉が巻き起こすドタバタコメディが主体で、家族で楽しめる作品として映画化もされるほどの人気を集め、2014年まで続編が作られ続けました。

第2位：救命病棟24時（第2・3・4シリーズ）

　第2位は239票を集めた「救命病棟24時（第2・3・4シリーズ）」です。「救命病棟24時」は1999年から始まった人気シリーズで、江口洋介さんが主人公の天才外科医を演じています。災害時の医療のあり方など重たい問題を扱っており、救命救急をテーマにしたドラマの先駆け的な作品です。懸命に人命救助を行う人々の姿を丁寧に描いており、江口さんが演じた天才的な腕を持つクールな外科医の進藤一生も人気となりました。2013年までシリーズ作品が制作され、2000年代の火9枠では第2シリーズから第4シリーズが放送されました。

第1位：1リットルの涙

　第1位は624票を集めた「1リットルの涙」です。2005年10月から放送されたドラマで、主演を沢尻エリカさんが務めました。木藤亜也さんのノンフィクション小説を原作としており、難病に侵されながらも必死に生きた女性の半生を描いた作品となっています。沢尻さん演じる池内亜也が、家族や錦戸亮さん演じるボーイフレンドの麻生遥斗との関係を通して、生きる意味を見つけていくストーリーは涙なしには見られません。コメント欄では「何年経って見返しても色あせない希有な作品です」との声が挙がっています。

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