リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、2021年12月8日に「人気温泉地」についての調査結果を発表しました。今回は、その中から「居住地別 全国温泉地満足度ランキング（中国・四国居住者）」を紹介します。

　投票対象は、東京都と沖縄県を除いた全国の327温泉地。回答者は、全国の「じゃらんnet」会員の中国・四国居住者817人です。それでは、さっそく結果を見ていきましょう。

（出典元：「じゃらん人気温泉地ランキング2022」投票結果報告）

第2位：別府温泉郷（大分県）

　第2位は「別府温泉郷（大分県）」でした。得票数は149票です。前年順位は3位でした。全国版のランキングでは5位にランクインしています。

　大分県別府市に点在する数百の温泉地の総称が別府温泉郷です。特に、市内8つの温泉地の総称である「別府八湯」が知られています。2020年3月時点で別府の源泉数・湧出量は日本一で、さまざまな泉質の温泉を堪能できます。温泉は調理にも使われ、別府八湯のひとつである鉄輪（かんなわ）温泉では「地獄蒸し」メニューを楽しめます。温泉だけではなく、別府のご当地グルメも味わいたいところですね。レトロな宿からモダンなホテルまで、幅広い宿泊施設があるのも魅力です。

第1位：道後温泉（愛媛県）

　第1位は「道後温泉（愛媛県）」でした。得票数は235票です。前年順位も1位でした。全国版ランキングでは4位にランクインしています。

　道後温泉は「日本三古湯」のひとつとして知られ、古くから親しまれてきました。多くの観光客が訪れる、愛媛県の人気スポットです。夏目漱石の小説『坊っちやん』に描かれたり、本館は「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになったりと、話題性に富んでいます。道後温泉本館を中心に、飲食店や土産物店などが立ち並んでおり、ノスタルジックな雰囲気を味わいつつ散策してみるのも楽しそうですね。足湯が点在しているので、歩き疲れたら休めるのも魅力です。

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