「ガソリンスタンド」数が多い都道府県ランキング! 人口10万人あたりの1位は鹿児島県【2020年調査】

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 コロナ禍でガソリン価格の高騰が話題となっていますが、ここ25年でガソリンスタンド数は半減(約6万件から3万件弱へ)しています。車が必需品となる地方では、ガソリンスタンド不足は生活に直結する深刻な問題です。

 そこで今回は、人口10万人あたりのガソリンスタンド店舗数が多い都道府県を、ランキングで紹介します。人口データは国勢調査2020を使用。人口10万人あたりの店舗数ということは、上位の県にはガソリンスタンドが比較的きめ細やかに設置されている、ということになりますね。それでは早速TOP3の都道府県をご紹介しましょう。

(出典元:経済産業省「揮発油販売業者数及び給油所数の推移(登録ベース)」

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第3位:島根県(46.9軒)

 第3位は島根県でした。10万人あたりのガソリンスタンド数は46.9軒です。日本海沿岸を通る国道9号線を大動脈にして、南北に県道がいくつも延びている島根県では、県内の移動は車が基本です。ガソリンスタンドは生活に欠かせないので、各地に点在します。県の人口の少なさにも関わらず高順位となっていることからも、生活に欠かせないものになっていることがうかがえます。

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第2位:高知県(49.3軒)

 第2位は高知県でした。10万人あたりのガソリンスタンド数は49.3軒です。高知県に限らず四国は、移動手段として電車よりも車の利用が多い地域です。特に高知県は保有車両に占める軽自動車の割合が全国1位であり、老若男女問わず、足として車を使っています。

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第1位:鹿児島県(50.3軒)

 第1位は鹿児島県でした。10万人あたりのガソリンスタンド数は50.3軒です。鹿児島県も全国有数の車社会地域と言われており、ガソリンスタンドは生活に必須です。

 最近では、鹿児島のガソリンスタンドは価格表示を出さず、値段を「888」と表示するお店が多いことも話題になりました。NHKなどの取材によると、価格を表示しないのは、店同士の価格競争をあおらず、ガソリンの安定供給を続けられるようにするためではと推測されています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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