Eテレで金曜日の夕方に放送中のショートアニメ「あはれ！名作くん」は、さまざまな「名作物語」を独自にアレンジして取り入れた学園コメディ。Eテレの放送だけでなく、毎週金曜日19時にYouTubeで新作動画がアップされることもあり、子どもから大人まで幅広い人気を集めています。

　また、主題歌には毎回人気アーティストの楽曲が使用されており、気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「『あはれ！名作くん』の歴代主題歌であなたが一番好きなのは？」というアンケートを実施します。まずは、歴代主題歌の中から3曲をピックアップして紹介します。

「孫の代まで」岡崎体育

　「孫の代まで」は、105話「アニソンを作ろう」にて、「大物ミュージシャンに新主題歌を発注しています！」と紹介され初登場しました。作詞、作曲、編曲、歌の全てを担当したのが、シンガーソングライターの岡崎体育さん（セリフ部分は新海岳人さんが担当）。キャラの合いの手が入ったり、物語のハチャメチャさ加減を歌詞で見事に表現している、「めっちゃいい」ポップチューンです。

「およそさん」クリープハイプ

　「およそさん」は157話から181話の主題歌で、尾崎世界観さん率いるバンド・クリープハイプの曲。およそ1分という短い曲ながらアニメの世界観がたっぷり詰まっており、元気をもらえる一曲です。また、公式YouTubeにアップされた主要キャラクターたちの「歌ってみた」動画も、それぞれの個性が出ていてつい笑ってしまいますよね。

「あらら れれれ るるりら」ナオト・インティライミ

　ナオト・インティライミさんが歌う「あらら れれれ るるりら」は、2021年4月2日からスタートしたシーズン6の主題歌。アニメタイトルにもある「あはれ」という言葉の意味をテーマにした歌詞を、キャッチーなメロディーにのせて歌っています。各所で韻を踏んでいるので印象に残りやすく、子どもも大人もつい口ずさんでしまう一曲ですよね。

「あはれ！名作くん」の主題歌であなたが一番好きな曲は？

　こうして振り返ると、新進気鋭のアーティストが続々と参加している「あはれ！名作くん」の主題歌。選択肢には全9曲をピックアップしました。アニメ自体は、2022年3月25日の放送をもってEテレでの放送が終了することが発表され、ファンからは悲しみの声があがっています。しかし、主題歌もアニメも「名作」として、これからもきっと皆さんの心に残っていくことでしょう。