旗揚げに関わった劇団「東京オレンジ」の看板俳優として注目され、その後は声優としても活動するなど、多才な活躍をみせる実力派俳優の堺雅人さん。社会現象を巻き起こした「半沢直樹」シリーズでの活躍も記憶に新しいところですよね。そんな堺さんは多くの映画にも出演しており、多彩な役柄を魅力的に演じています。

　そこで、今回は「堺雅人さんの出演映画で好きなのは？」というテーマのアンケートを実施します。堺さんの出演映画から、最もあなたの記憶に残っている作品を教えてください。それではまず、3作品を紹介します。

ゴールデンスランバー

　「ゴールデンスランバー」は、山本周五郎賞や本屋大賞を受賞した伊坂幸太郎さんの同名小説を実写化したものです。堺さん演じる青柳雅春は、ある日突然総理大臣を暗殺したという無実の罪を被せられ、仙台の街中を逃げ続けることになります。身に覚えのない罪でさまざまな人の手を借りながら逃亡劇を繰り広げる青柳を演じる、堺さんの鬼気迫る表情が印象的な作品です。

鍵泥棒のメソッド

　「鍵泥棒のメソッド」は、内田けんじさんが監督・脚本を務め、第36回日本アカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞するなど、多くの映画賞で高い評価を受けた映画です。堺さんが演じたのは、ひょんなことからなりすました男が実は凄腕の殺し屋だったために、彼の代わりに依頼を引き受けることになる売れない役者の青年・桜井武史。巧妙なストーリー展開や張り巡らされた伏線など、一度見たらまた最初から見直したくなる作品となっています。堺さんの緻密に練り上げた役づくりも垣間見える作品でしたね！

プロメア

　アニメーションスタジオ・TRIGGERが制作し、大ヒットしたアニメ「プロメア」。堺さんをはじめ、松山ケンイチさん、早乙女太一さんなど「劇団☆新感線」への出演経験を持つ演技派俳優たちが声優を務めたことでも話題になりました。堺さんが演じたのは、自治共和国プロメポリスの司政官で、フォーサイト財団の理事長でもあるクレイ・フォーサイト。堺さんの熱演は、あまりの迫力から画の描き直しが行われたとのエピソードも残っています。

あなたが一番好きな映画は？

　堺さんが出演してきた映画から、3作品を紹介しました。このほかにも、「武士の家計簿」や「大奥〜永遠〜［右衛門佐・綱吉篇］」など、数々の映画に出演しています。

　今回のアンケートでは、堺さんの事務所公式サイトに掲載の映画出演作から、声優として吹き替えを担当した「プーと大人になった僕」なども含めて選択肢をピックアップしています。選択肢に投票したい映画がない場合は、「その他」に投票のうえコメント欄で作品名を教えてください。イチオシ作品への投票とともに、好きなシーンやセリフなど、映画の感想もコメント欄でお待ちしています！