新しい風が波乱を巻き起こす?「スカーレット(朝ドラ) 第14週、八郎と三津に不穏な影……一方、信作には春到来!
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滋賀・信楽で育った少女が、やがて男性ばかりの陶芸家の世界に飛び込み、自分だけの陶芸を目指していく物語「スカーレット」。今週も視聴者の評価と感想をお届けします。
「スカーレット」第14週(1月6日~11日放送)のあらすじ
喜美子(戸田恵梨香)が初めての作品を作ってから3年。喜美子は八郎(松下洸平)を支えることに専念しているが、八郎は金賞受賞作品を超える作品を生み出すことができず、行き詰まりを感じていた。
そんな折、深野心仙(イッセー尾形)の元で共に絵付けをした兄弟子の池ノ内(夙川アトム)と磯貝(三谷昌登)が弟子入り志望の三津(黒島結菜)という若い女性を連れて来た。八郎は難色を示すが、美大出身で明るい性格の三津が八郎のよい刺激になると考えた喜美子は、三津を弟子にするよう後押しして、受け入れることに。
早速、三津は新しい材料を取り入れることを提案するが、信楽の土にこだわる八郎はそれを拒否する。喜美子も「前に作った物を壊してでも前に進もう」と説得するが、八郎は「喜美子と僕は違う人間や」と反発。ついには三津に「好きやけど喜美子が横におられるとしんどい」と告白するのだった。 (「スカーレット」公式サイトより)
「スカーレット」第14週のネット上での評価
ネット上での「スカーレット」第14週の評価は、「ポジティブ」が 78%となりました。
第14週最大の盛り上がりポイントは、1月11日に放送された第84話
第14週、最大の盛り上がりを見せたのは1月11日放送の第84話。信作と百合子の結婚を前提とした交際開始。そして、八郎が弟子である三津に対して、喜美子の才能を横で見続ける事が苦しいと、初めて胸の内を明かした回でした。
「しんどいなあ……」
三津が八郎の弟子となり、二ヶ月。喜美子が次世代展に出展する作品を完成させます。自身の作品作りが停滞している事や、自分よりも優れた才能をもつ喜美子を間近で見ていて、思わず弟子の三津に弱音を吐いてしまう八郎でした。
これに対してネット上では、「傷つくのもしんどいのも全部自分の感情」や「八郎が(三津に)心を許し正直な本音を漏らすのエグい…」「ハチの本心を『しんどいなあ…』に落とし込んだ脚本と松下洸平の表情が秀逸」など、さまざまな声が寄せられました。
同じく元恋人の才能に傷つき、八郎に弟子入りした三津。そんな彼女だからこそ、弱音を言えた八郎。このセンシティブな状況に不安になる人も見られました。ネット上では「今日のスカーレットはすっごい不穏なかんじだった」や「八郎さんは浮気なんかしない。『浮気やなくて本気や』とか言っっちゃう厄介なタイプだと思う」など、八郎と三津がもしかしたら……という考察ツイートが。
しかし一方で、公式のキャラクター表を持ち出し、「でも、喜美子は『2児の母』になると書いてある」と、八郎と喜美子の関係が修復されるだろうと予測する人もおり、多くの人が八郎と喜美子の夫婦仲を気にかけている様子です。
「じゃ、もいっぺん多数決する?」
第12週から、おや? そういう展開? と視聴者が勘付き始めた、信作と百合子の微妙な関係。それが第14週でついに、「交際開始」という新たな進展を見せました。2人の交際を決定付けた、“じゃ、もいっぺん多数決する?”の流れには、「百合子、信作、結婚前提のおつきあい開始おめでとう!」や「なにはなくともふたりには楽しく仲良う暮らしてほしいです」「え~っと、ご祝儀はどちらに…?」など、信作と百合子をお祝いするコメントが続出。
また、百合子にとって『酒処あかまつ』は、父・常治の生前の姿を感じられる場所であることや、それを察していた新作に向けて「信作って幼なじみ3人の中で一番トンチキなのに、一番観察眼に優れている」や「信作の過去が百合子の寂しさに寄り添える男を作った」など、作中ではいつも緩和剤のような役割を見せてきた信作の優しさを称賛するツイートも溢れました。
名前が出ただけでも盛り上がるフカ先生
第14週は、作品の中でもお正月を迎えました。喜美子宛に絵付けの師匠であるフカ先生から年賀状が届きます。わずかこれだけの登場にも関わらず、多くの視聴者が反応。Twitter上では、「出ていないのにトレンド入りするフカ先生」や「フカ先生とかだったら八郎の話を優しく聞いてくれるかな」など、フカ先生の再登場を望む声が目立ちました。
さらに、八郎の弟子となった三津が、喜美子と朝の体操をする場面では、深野組で恒例だった『あの体操』が再登場。これには「体操の伝統は受け継がれる(笑)」といった喜びの声が。また、狭い室内で体操をしている喜美子たちに「そんなに狭いなら外で体操したら良いのに」とのツッコミもあり、あの体操が気になった視聴者は多かったようです。
まとめ
第14週は、八郎の個展開催を主軸として、作品制作の苦悩や内弟子の三津登場。そして、喜美子の才能が徐々に垣間見え始める……という流れとなっていました。さらに最重要脇役の信作に春到来。その相手が百合子という、全スカーレットファンが嬉しくなる出来事も特徴的な週でした。
調査概要
調査期間 | 2020年1月6日~2020年1月11日 |
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調査対象 | |
調査件数 | 4041 件(10%サンプリング) |
調査キーワード | ハッシュタグ: #スカーレット |
調査方法 | 対象期間のTweetを「クチコミ@係長」によるテキストマイニングにより分析 |
備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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