2020年度の就活生からの好感度が高かった企業は? 「新卒採用力ランキング」が発表 保険会社など大手金融機関が上位にランクイン

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 ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、2021年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、14回目となる「新卒採用力ランキング調査」を実施。同調査では、企業の採用広報や選考活動をいくつかの分野ごとに学生へのアンケートを行い、その結果を企業の「新卒採用力ランキング」として発表しました。

 これは新卒定期採用のそれぞれの場面で「わかりやすい」「情報が十分である」「丁寧に社員が説明してくれた」など学生の支持を集め、学生が就職活動を通じて企業を評価した、いわば「会社の好感度」ランキングです。

 はたして就活を行う学生たちの心に最も響いたのはどんな企業だったのでしょうか。ランキングの結果を見ていきましょう。

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第3位:大和証券グループ

 3位となったのは、大手証券会社である大和証券を傘下に持つ「大和証券グループ」。1943年に証券会社の藤本証券と日本信託銀行が合併して誕生した大和証券。その後、1999年に持株会社として現在の大和証券グループとなった歴史ある会社です。

  調査では特にパンフレットの評価が高く、就活生からは「インタビューを通して社員の方の雰囲気が伝わった」「企業理解に役立った」との声も聞かれました。

大和証券グループ本社公式サイトより引用
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第2位:損害保険ジャパン

 2位にランクインしたのは、大手損害保険会社の「損害保険ジャパン」。SOMPOホールディングスの中枢を担う企業で、「損保ジャパン」の略称で知られています。

 損害保険ジャパンは、2002年7月に安田火災海上保険と日産火災海上保険の合併により誕生。その後、日本興亜損害保険とも合併し、損害保険ジャパン日本興亜となりますが、2020年4月から現在の社名に変更されました。

 調査ではセミナー・説明会やインターンシップなどでの評価が高く、「損害保険の事業内容について深く学ぶことができ業界理解につながった」という声もあったようです。

損害保険ジャパンの公式サイトより引用
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第1位:第一生命保険

 そして第1位となったのは、大手生命保険会社の「第一生命保険」。1902年に日本初の相互会社として誕生。その後、2007年に株式会社となり、2016年に第一生命ホールディングスとして持株会社化し、同社の子会社として現在の体制となりました。

 調査では特にホームページやSNSでの情報発信の評価が高く、「インスタグラムで更新されている一問一答を通して内定者のリアルな声を知ることができた」「質問のメールに対する返信が非常に早い」との声が上がっていました。また、OB・OGとの対話や面接などでも好感度が高かったようです。

第一生命保険の公式サイトより引用

 今回のランキングでは、上位にはいずれも保険会社や証券会社などの大手金融機関がランクインしていました。

 新型コロナウイルスの影響が続き、イベント自粛や選考のオンライン化など、従来と異なる就職活動を行わざるを得ない中、選考では従来にも増して「丁寧な対応」を行った企業が評価されたようですね。

 その他にはどのような企業がランクインしていたのか、気になる方は次のページをご覧ください。

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