【富野由悠季監督のロボットアニメ】ガンダムシリーズ以外であなたが好きな作品はなに?【2022年版人気投票実施中】

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 ガンダムシリーズの生みの親として知られるアニメ監督の富野由悠季さん。初代「機動戦士ガンダム」の放送から40年以上経った現在でも、多くの人に愛されるメガヒット作となったガンダムシリーズですが、富野監督はそれ以外にもさまざまなロボットアニメ作品を制作しています。

 そこでねとらぼ調査隊では、今年も「ガンダムシリーズ以外であなたが好きな富野由悠季監督のロボットアニメは?」というアンケートを実施します。まずは、これまでに富野監督が手がけた「ガンダム以外のロボットアニメ」から4作品をピックアップして紹介しましょう!

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伝説巨神イデオン

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塩屋翼, 田中秀幸, 白石冬美, 井上瑤, 戸田恵子
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 「伝説巨神イデオン」は、1980年から放送されたテレビアニメ。伝説の無限エネルギー「イデ」の力が宿る巨大ロボ「イデオン」に乗り込むことになったユウキ・コスモら地球人と、イデの力を求めて執拗に付け狙う異星人「バッフ・クラン」との争いから、やがて全人類を巻き込んだ宇宙規模の全面戦争に突入していく様子が描かれています。

 最初は些細な誤解から次第に泥沼の戦いに発展していくという、リアリティのある悲劇的な展開に加え、最終的に敵味方ともに主要な登場人物がすべて死亡してしまうことや、劇場版での小さな子どもでさえも凄惨な死を迎えるという徹底した描写や演出は語り草になっており、ファンからは“皆殺しの富野”の真骨頂とも呼ばれました。

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戦闘メカ ザブングル

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「戦闘メカ ザブングル」 DVD-BOX PART-1

小滝進, 横尾まり, 島津冴子, 古川登志夫, 山下啓介, TARAKO
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 「戦闘メカ ザブングル」は1982年から放送された作品で、富野監督は本作より、それまでの「富野喜幸」から、現在の「富野由悠季」と名義を改めました。はてしない荒野が広がる西部劇調の世界を舞台に、戦闘用ウォーカーマシン「ザブングル」に乗り込む主人公ジロン・アモスが、仲間たちと共にさまざまな無法者や敵勢力らとの戦いを繰り広げます。

 こちらはイデオンとは打って変わり、コミカルで明るい作風となったことや、主人公が同一番組内の後半で「主役メカを乗り換える」という、現在のロボットアニメではおなじみとなった展開が、史上初めて行われた作品でもあります。

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聖戦士ダンバインシリーズ

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 「聖戦士ダンバイン」は1983年から放送された作品で、SF的な作風がほとんどだった既存のロボットアニメとは一線を画し、中世ヨーロッパのような異世界「バイストン・ウェル」を舞台としたファンタジー色の強い作風が特徴です。異世界に召喚された地球人(地上人)の主人公ショウ・ザマが、オーラバトラー「ダンバイン」に乗り、大きな戦乱の中を戦い抜いていく様が描かれます。

 本作はその後、小説やOVAなどでシリーズ展開され、ガンダムシリーズと並ぶ富野監督のライフワークとなりました。中でも、小説・OVA「ガーゼィの翼」はオーラバトラーの登場しない純粋なファンタジー作品であるほか、同じくオーラバトラーが登場しなかった小説「リーンの翼」は、のちに原作から大幅にアレンジを加えてロボット作品としたうえで、ネット配信アニメ(OVA)として制作されました。

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ブレンパワード

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 「ブレンパワード」は1998年に放送された作品で、富野監督の作品では初めて地上波ではなくWOWOWでの放送となりました。自然災害で荒廃した近未来の地球を舞台に、謎の巨大遺跡オルファンを巡って、人型兵器「グランチャー」を操る「リクレイマー」と呼ばれる勢力と、それに対抗する人型兵器「ブレンパワード」を操る主人公・伊佐未勇たちとの戦いが描かれます。

 本作は富野監督がエルガイムでタッグを組んだ永野護さんを再びメカデザイナーとして起用し、生物を思わせる有機的なロボットを生み出しました。また、本作はそれまでの富野監督作品のような残酷な描写や悲劇性が極力抑えられていることも特徴で、のちの「∀ガンダム」などにもつながるこうした作風は、ファンから“白富野”と呼ばれるようになりました。

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まとめ

 ここまで、富野由悠季監督のガンダム以外のロボットアニメ4作品を紹介してきました。非常にショッキングな展開や重いテーマの作品もあれば、誰もが楽しめる明るく楽しい雰囲気の作品もあり、富野監督が持つ多彩な魅力が感じられますね。

 なお、選択肢には、富野由悠季監督が手がけたガンダム以外のロボットアニメ9作品を用意しています。あなたが一番好きな作品にご投票ください。また、各作品の好きなところや、作中で印象に残っているセリフやエピソードなどもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!

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