1986年の劇場公開から現在に至るまで、スタジオジブリの名作として、長きにわたり愛され続けている「天空の城ラピュタ」。壮大なスケールで描かれる物語と、誰しもが持つ冒険心をくすぐる展開。壮大でワクワクする景色や、おいしそうな目玉焼きトースト、乗ってみたくなる飛行艇に不思議なロボットなどなど、目に映るものすべてが魅力的なアニメです。

　そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたの好きな天空の城ラピュタの登場キャラは誰？」という人気投票を実施します。個性豊かなキャラクターばかりのラピュタの中で、あなたがもっとも好きな登場キャラクターを教えてください！　それではまず、天空の城ラピュタの中から、代表的なキャラクターを解説付きで紹介します。

パズー

　父から教えられたラピュタの存在を信じる少年。ある日、飛行石の力で空から降ってきた少女・シータと出会ったことで、ラピュタの秘密に迫る旅に出ることに。実直で正義感が強く、シータを守るためなら危険をいとわない雄姿を見せます。

シータ

　先祖から受け継がれた飛行石を持つ少女で、ムスカたちに追われることになる、ラピュタの正式な継承者。飛行石の力で浮きながら落下しているところをパズーに拾われ、一緒に旅に出ます。優しく働き者で、まっすぐな性格の“THE ヒロイン”。

ムスカ

　シータと飛行石を狙う特務機関の大佐。シータと同じく、ラピュタの正式な後継者です。ラピュタを手中にし世界を支配するという野望のもと、上司や部下関係なく蹴落とす、非情かつ冷酷な性格。名ゼリフをパロディに使われることも多く、悪役ながら多くのファンに愛されています。

ドーラ

　空を飛ぶ海賊（空賊）ドーラ一家の長。財宝に目がない悪党と思わせて、飛行石を巡りパズーに出会った際には、彼の気概を認めて飛行船に乗せ、積極的にサポートするなど気のいい一面を見せます。利発的で、判断力に長けているかっこよさも。

ドーラ一家（3人の息子）

　ドーラの息子である、シャルル・ルイ・アンリの3兄弟。3人ともどこか間抜けで、常にドーラに恫喝されながらも憎めないキャラクターたちです。

老技師（ハラ・モトロ）

　ドーラ一家の飛行船・タイガーモス号の機関士であり、先代から支え続けてきた老人。タイガーモス号への愛着は人一倍。

モウロ将軍

　ムスカの上司であり、ラピュタを探索する任務を成功させ、自らの地位を獲得する野望を持つ人物。しかし、終盤であえなくムスカに裏切られてしまいます。

ムスカの部下たち（黒メガネ）

　ムスカに忠誠を誓う黒メガネの集団で、シータの捕獲などの実行部隊。しかし、ラピュタ到達後に上司のムスカから、残酷にも見捨てられてしまいます。

親方（ダッフィ）

　パズーが働いていた鉱山での親方で、熟練の機械工。パズーを息子のように思い、ドーラ一家と対峙する頼もしい男性ですが、奥さんには弱い性格。

親方のおかみさん

　親方の奥さんで、同様にパズーを息子のように大事にしている女性。親方をすっかり尻に敷いています。

ポムじいさん

　パズーとシータがドーラ一家から逃げ、洞窟に身を潜めた際に訪ねた老人。鉱物と会話をするように愛でており、ラピュタについても知っている様子。

ロボット兵

　ラピュタ内の随所に配置されているロボット。戦闘用や園芸用など、さまざまな種類があり、飛行石を持つシータに従順に動きます。

シータのおばあさん

　物語時にはすでに他界しており、代々受け継がれる飛行石とラピュタに関して、シータにおまじないの呪文などの情報を与えてくれた人物。

マッジ

　パズーの親方と奥さんの娘で、パズーとも仲が良い元気な少女。

機関手

　ドーラ一家に追われるパズーとシータが、逃げるために乗り込んだ軽便鉄道の機関手で、ドーラ一家を阻み2人を助けます。

その他

　30年以上にわたり、私たちの心に強く残り続ける名作「天空の城ラピュタ」。世界観や物語もさることながら、魅力的なキャラクターたちがパズーとシータの冒険を彩っています。今回は代表的なキャラクター15人を抜粋して紹介しました。もちろん、他にさまざまなキャラクターが登場しています。

　今回紹介できなかったキャラクターが好きな人は、その他への投票と、コメント欄にてキャラ名を教えてください。それでは下のアンケートから、あなたの好きなラピュタの登場キャラクターに、ご投票よろしくお願いします！

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