「千葉県」で住宅地の平均地価が高い市区ランキングTOP28! 1位は「浦安市」【2021年最新公示価格】
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行によってテレワークが進み、都心からの転出も増えている昨今。東京都の隣の千葉県は、都心部へのアクセス性も良いため移住先として注目されているエリアの1つです。そんな千葉県で、住宅地の平均地価が高いのはどのエリアなのでしょうか。
そこで今回は、国土交通省が2021年に発表した最新公示価格より、「千葉県で住宅地の平均公示価格が高い市区ランキング」を紹介します。公示価格とは、土地の適正価格の指標として公的に正常な価格を公表したもの。日本では法律に基づき、全国の公示区域内の約2万6000カ所の標準地を選定して地価を査定しています。
それではさっそく、上位にランクインした3市を見ていきましょう。
(出典:国土交通省「令和3年地価公示」)
第3位:習志野市
第3位は「習志野市」。2021年の住宅地の平均公示価は16万8600円/平方メートルでした。
習志野市は千葉市と船橋市の間にあり、船橋市との境が近い「津田沼駅」周辺は市の中心地として栄えています。また、JR京葉線の通るベイエリアまで住宅地が広がっており、2023年には隣接する千葉市美浜区に幕張豊砂駅が開業予定ということから、より利便性が高まることが期待されます。
第2位:市川市
第2位となったのは「市川市」です。2021年の住宅地の平均公示価は、21万7600円/平方メートルとなっています。
県境に位置し、江戸川の向こうは東京都という利便性の高さが魅力の市川市。市内からはJR総武線や京葉線、武蔵野線、また都営新宿線や東京メトロ東西線、京成本線および北総鉄道と、7本の鉄道路線を利用できます。ベッドタウンとして発展してきたことから、古くからの住宅街から都会的な高層マンションまで多くの住宅が立ち並ぶエリアです。
第1位:浦安市
そして第1位は「浦安市」でした。2021年の住宅地の平均公示価は、2位を約7万円上回る28万7300円/平方メートルです。
浦安といえば、なんといっても舞浜の「東京ディズニーリゾート」が有名ですが、JR京葉線舞浜駅から新浦安駅にかけてのベイエリアでは住宅開発も顕著。また市民の平均年齢が比較的若い自治体としても知られており、千葉県によると2021年4月時点では15~64歳の生産年齢人口割合が69.5%と県内一の数値を誇っています。
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