みかんの生産量全国1位を誇り、熊野古道や高野山で知られる和歌山県。自然豊かで歴史ある県です。

　そんな和歌山県ではどの市町村に人口が多く集まっているのでしょうか？　今回は総務省が2020年に実施した「国勢調査」をもとに、「和歌山県の人口が多い市町村ランキングTOP30」をお送りします。

（出典：総務省「令和2年（2020年）国勢調査」）

第3位：橋本市（6万818人）

　第3位は橋本市でした。人口は6万818人です。

　県の北東端に位置し、奈良県五條市や大阪府河内長野市にも隣接している橋本市。南海高野線で橋本駅から難波駅まで最短40分程でアクセスできるため、大阪府内や和歌山市などに通勤・通学する人も多いです。一方、市内を紀の川が流れ、五光の滝などの景勝地もあり、自然豊かな場所です。

第2位：田辺市（6万9870人）

　第2位は田辺市でした。人口は6万9870人です。

　田辺市は県の中南部に位置しており、日本三美人の湯の一つ・龍神温泉があります。2005年に2町2村と新設合併をしたため、その面積は近畿地方で最大です。これは、県庁所在地である和歌山市と比べても5倍近くの広さとなります。

第1位：和歌山市（35万6729人）

　第1位は和歌山市でした。人口は35万6729人です。

　和歌山市は県の人口の4割弱が住んでいて、中核市となっています。かつては紀州徳川家の城下町として栄えた町で、和歌山城は国の指定史跡、岡口門は重要文化財となっています。関西国際空港や大阪市内へのアクセスもよく、市は若者や家族での移住・定住を支援する取り組みも行っています。

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