2021年、法律の改正により、小学校の1クラスの上限人数が段階的に40人から35人に引き下げられることになりました。 これにより、教育の質が高まることが期待されています。

　しかし日本には、少子化などの影響で、すでに少人数で編成されているクラスがたくさんあります。今回は文部科学省の「学校基本調査」をもとに「30人以下のクラスの割合が高い都道府県ランキング（公立小学校編）」をお届けします。

（出典：文部科学省「令和３年度　学校基本調査」）

第3位：高知県（92.7％）

　第3位は高知県でした。30名以下の学級数（クラス）の比率は92.7％です。

　高知県には1860の学級があり、その内の1724クラスが30名以下で構成されています。また同県には7名以下の学級が598あり、これは学級数全体の32％にあたる数値です。

第2位：福島県（93％）

　第2位は福島県でした。30名以下の学級数（クラス）の比率は93％です。

　福島県には4361の学級があり、その内の4054クラスが30名以下で構成されています。また同県における21～25名構成の学級数は1077クラス。これは全国にある21～25名クラスの約3％に相当します。

第1位：鳥取県（94.2％）

　第1位は鳥取県でした。30名以下の学級数（クラス）の比率は94.2％です。

　鳥取県には1508の学級があり、その内の1420クラスが30名以下で構成されています。また、30名以下の学級の中では、7名以下のクラスの割合が最も高く（379クラス）、約27％を占めています。

　なお今回のランキングで最下位となったのは東京都で、30名以下の学級数（クラス）の比率は50.6%です。また全国平均は78%でした。

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