本日3月20日は「国際幸福デー」です。世界中の人々にとっての「幸福」の重要さを認識する日として、国際連合により制定されました。国際幸福デーは、「世界一幸せな国」と言われるブータンにより提唱され始めたそうです。ブータンは「国民総生産（GNP）」よりも「国民総幸福量（GNH）」を目標とし、国民の幸福量を政策の指針とする姿勢は多くの反響を呼びました。

　そんな国際幸福デーにちなんで、今回は「東京都の自治体の幸福度ランキング」の結果を見てみましょう！　このランキングは、大東建託が東京都居住の20歳以上の男女に対して実施した「街の幸福度調査（2021年9月発表）」をもとにしたもの。東京都内の市区町村のうち、居住者の「幸福度」が上位となったのは？

【出典】大東建託「街の幸福度 自治体ランキング＜東京都版＞」 　

第3位：武蔵野市

　第3位は「武蔵野市」でした。東京都の「街の住みここち＆住みたい街ランキング2021」でも、街の住みここち（自治体）で6位、住みたい街（自治体）で2位にランクインするなど人気の街です。

　JR中央線と京王井の頭線が乗り入れる吉祥寺駅は、渋谷や新宿へのアクセスが良いのはもちろん、駅周辺には商業施設も多く利便性に優れています。一方で、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、井の頭恩賜公園など自然が豊かなスポットも多く、暮らしやすいエリアとして人気です。また近年は武蔵境駅で再開発が進んでおり、今後のさらなる発展が期待されています。

第2位：港区

　第2位は「港区」でした。東京都の「街の住みここち＆住みたい街ランキング2021」でも、住みたい街（自治体）で3年連続1位、街の住みここち（自治体）で3位と上位にランクインしています。

　大規模な商業施設やホテル、オフィスビルなどが立ち並ぶ六本木や赤坂、にぎわいの絶えないビジネス街の新橋、高級住宅街として知られる白金台など、エリアごとにさまざまな特徴があります。また芝公園や有栖川宮記念公園など公園が多く、都心の街ですが自然も豊かです。

第1位：中央区

　第1位は「中央区」でした。東京都の「街の住みここち＆住みたい街ランキング2021」でも、街の住みここち（自治体）で1位に輝きました。

　銀座や日本橋など多くの商業施設があるエリアや、月島や人形町といった下町情緒が残るエリアがある街で、近年は東京2020オリンピックの選手村が置かれた晴海などで再開発が進み、さらなる発展を見せています。また、虎の門と晴海を結ぶバス高速輸送システム「東京BRT」が2022年度以降に本格運行を予定しており、交通利便性の向上も期待されます。

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