伊勢神宮や松阪牛などの魅力的な観光資源で知られる三重県。そんな同県には現在180万人近くが居住していますが、各市町村の人口分布はどのような状態となっているのでしょうか？

　今回は総務省の国勢調査をもとに「三重県で人口の多い市町村ランキング」を紹介していきます。

（出典：総務省「令和２年国勢調査 」）

第3位：鈴鹿市（19万5670人）

　第3位は鈴鹿市でした。人口は19万5670人です。

　鈴鹿市は県の中北部にある市で、人口は県全体の約11％。四日市市、津市などと隣接しており、滋賀県甲賀市にも接しています。有名なF1日本グランプリ開催の地である鈴鹿サーキットがある市であり、市内には本田技研工業（ホンダ）の工場も建っています。

第2位：津市（27万4537人）

　第2位は津市でした。人口は27万4537人です。

　津市は三重県の県庁所在地で、海沿いに市街地がある臨海都市で、日本で最初に市制施行した31市の中の一つです。面積は県内で最も大きく、人口密度は382人/km2。3位の鈴鹿市（996人/km2）や四日市市（1470人/km2）と比べるとその数値は低めとなっています。

第1位：四日市市（30万5424人）

　第1位は四日市市でした。人口は30万5424人です。

　四日市市は三重県の北側にある市です。同県の鈴鹿市や桑名市と隣接しており、人口は県庁所在地の津市を越えて県内最大となっています。伊勢茶や萬古焼のほか、B級グルメの四日市とんてきなどが有名です。

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