日本中央競馬会(JRA)が主催するクラシック三冠競争の一つであり、中央競馬のG1級レースの中でも特別な栄誉とされている「東京優駿 (日本ダービー)」。「最も運のある馬が勝つ」とも言われるこのレースでは、1932年の創設以来、記憶に残る名勝負が数多く生まれてきました。
そこで今回は「歴代の日本ダービー優勝馬で好きな馬は?」というアンケートを実施します。あなたの心に残る競走馬にご投票ください。まずは、歴代優勝馬の中から5頭をピックアップして紹介しましょう。
オルフェーヴル
オルフェーヴルは2011年(第78回)の優勝馬。1番人気に推された日本ダービーでは、皐月賞上位のサダムパテックやナカヤマナイトを筆頭に包囲網が敷かれる中、有力馬に着差以上の力量差を見せつけて優勝を果たしました。この勝利によって皐月賞と合わせて二冠を達成。さらにその後、菊花賞も優勝したことで史上7頭目となるクラシック三冠馬となりました。
ディープインパクト
ディープインパクトは2005年(第72回)の優勝馬。単勝1.1倍の圧倒的な1番人気に推された日本ダービーでは、2着のインティライミに5馬身差、当時のタイレコードとなる2分23秒3を記録して圧巻の優勝を果たしました。その後、菊花賞も勝利したディープインパクトは、シンボリルドルフ以来となる史上2頭目の無敗での三冠馬となりました。
スペシャルウィーク
スペシャルウィークは1998年(第65回)の優勝馬。皐月賞での惜敗後に臨んだ日本ダービーでは、セイウンスカイとキングヘイローなどの有力馬を抑え、2着のボールドエンペラーに5馬身差をつける圧勝劇を披露。皐月賞での雪辱を晴らし、見事ダービー馬の称号を手にしました。その後は、天皇賞(春)(秋)を連覇し、ジャパンカップにも勝利。のちにテイエムオペラオーに更新されるまで、当時の日本最高賞金獲得馬となりました。
ナリタブライアン
ナリタブライアンは1994年(第61回)の優勝馬。単勝1.2倍の圧倒的な人気を集めた日本ダービーでは、終始安定した走りを見せ、2着のエアダブリンに5馬身差をつける圧勝劇を披露しました。皐月賞に続いての衝撃的な勝ちっぷりを見せたナリタブライアンは、その後も菊花賞を勝利。史上5頭目にして、平成初のクラシック三冠馬となりました。
シンボリルドルフ
シンボリルドルフは1984年(第51回)の優勝馬。単勝オッズ1.3倍の支持を受けた日本ダービーでは、最後の直線で一気に加速して前で競り合う他馬を抜き去り、勝利を収めました。のちにシンボリルドルフは、史上4頭目にして初となる無敗でのクラシック三冠を達成。さらにほかのG1レースでも勝利を重ね、史上初の“七冠馬”とも称されました。
まとめ
ここまで、歴代の「日本ダービー(東京優駿)」優勝馬から5頭を紹介しました。いずれも日本の競馬史に名を残した、まさしく名馬揃いですね。
今回のアンケートでは、2021年までの日本ダービーを制した88頭を用意しています。一時代を築き上げ、今では伝説と呼ばれる競走馬たちも数多くいる中、あなたが最も好きな日本ダービー優勝を教えてください!
また、各優勝馬の魅力的なところや、印象に残っているレース展開、レース当時の思い出なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!
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