新元号「令和」 発表直後のTwitterの反応はポジティブが約9割 「カッコいい」「伝統の中に清新な風を感じます」

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みなさんはどんな印象を抱きましたか?

 2019年4月1日、新しい元号が「令和(れいわ)」であることが発表されました(関連記事)。Twitterではトレンド上位10位を「令和」関連語が占めており、それぞれが新元号に抱く印象を述べています。全体的にどういった意見が多いのか調べてみました。

官房長官が新元号を発表した瞬間
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「令和」に対するポジティブワードは約9割

 安倍首相によると「令和」の典拠は、日本最古の歌集「万葉集」から。「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から引用し、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を込めたといいます。これまでの元号は中国の古典を由来としてきましたが、国書を典拠とするのは初めて。

 Twitterでの反応は、ポジティブが88.4%と圧倒的に多いようです。字面や音の響きに「美しい」「カッコいい!」「日本の文化を表しながら、どことなく尖ったイメージ」という声や、典拠した理由に「めっちゃいい」「伝統の中に清新な風を感じます」「四月は結果としてふさわしかった」など好印象を抱く声が上がっています。

「令和」にポジティブなツイート

「令和」にネガティブなツイート

 一方で字面や語感に「イマイチ」「しっくりこない」と納得行かない声もあがっています。「令」に関しては、「命令」「指令」など使役の意味も受け取れるため、「いい意味ではないような」「和を命ずるのも違うような」といいイメージを持てないという声も。

 ちなみに典拠となった万葉集の言葉「初春の令月にして」の「令月」とは、「万事をなすのによい月。めでたい月」のこと(岩波書店『広辞苑』第五版より)。また「令」という漢字には「よい(ヨシ)。清らかで美しい」という意味もあり(学研『漢字源』より)、「令」に使役の意を込めたとは考えにくいです。とはいえ命令の印象が強い一字であるのもまた事実。

期間:2019年4月1日(見える化エンジン 調べ)

「令和18年」が注目される事態に

 また昭和が「S」、平成が「H」と来たように令和が「R」と表記される場合、令和18年は「R18」……つまり18歳未満禁止の年齢制限と同じ表記になる、ということでTwitterでは「令和18年」というワードがトレンドのトップ3に。「つい笑ってしまう」と面白がる声と、「令和18年に生まれる子はかわいそうなのでは」と心配する声、賛否両論あがっています。

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まとめ

 「最初は『ないわー』と思ったけどもう慣れた」「まだ違和感ある」など、「令和」に対して抱く印象も発表から時間がたつにつれ変わっていっているようです。新元号に改まるのは、5月1日の皇太子さまの新天皇即位に合わせて。そのときに「令和」はどのようなイメージをもって国民に受け止められているのでしょうか。

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