1998年に衝撃のデビューを果たし、またたく間にカリスマ的存在となった椎名林檎さん。椎名さんが作り上げる独特な世界観に魅了されたファンは数多く、今もなお根強い人気を誇ります。　

　そこでねとらぼ調査隊では、2022年2月28日から3月7日まで「『椎名林檎』さんのアルバムで一番好きなのは？」というアンケートを実施していました。投票対象となったのは、これまでリリースしてきたスタジオアルバムとセルフカバーアルバムの全9枚。椎名林檎さんのアルバムの中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか？

　今回のアンケートでは計351票の投票をいただきました。ご投票ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

第2位：勝訴ストリップ

　第2位は「勝訴ストリップ」でした。得票数56票、全体の約16％となる票を獲得。2000年にリリースされた2枚目のアルバムで、250万枚を超える売上げを記録した作品です。収録曲は大ヒットしたシングル曲「本能」「ギブス」「罪と罰」などを含めた全13曲。7曲目の「罪と罰」を中心にタイトルの文字数などがシンメトリーになるように曲順が構成されていたり、収録時間をゾロ目の55分55秒にしたりなど、随所に椎名さんらしいこだわりが詰まった作品となっています。

第1位：無罪モラトリアム

　第1位は「無罪モラトリアム」でした。得票数154票、全体の4割を超える票を獲得しています。1999年にリリースされた最初のアルバムで、160万枚を超える売上げを記録。椎名さんが「結果的に“10代の私の集大成”みたいなアルバムになった」と語る通り、若いころから歌ってきた楽曲で構成されており、人気の高い「歌舞伎町の女王」や「ここでキスして。」「丸ノ内サディスティック」など全11曲が収録されています。

　コメント欄では「自らを『新宿系』と名乗り『歌舞伎町の女王』を歌い上げたアングラ感がカッコいいアルバム」などの声があがりました。

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