「金田一耕助」シリーズで一番好きな作品は?【人気投票実施中】
横溝正史さんによる推理小説『金田一耕助シリーズ』は、これまで度々映画化やドラマ化が行われてきた人気作品。明智小五郎や神津恭介と並び「日本三大名探偵」とも称される探偵・金田一耕助は数々の難事件を解決しており、心に残る作品があるという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「金田一耕助シリーズで一番好きな話は?」というアンケートを実施します。あなたが一番好きな、金田一耕助が活躍する作品を教えてください! まずは、数ある作品の中から4作品をピックアップして紹介します。
八つ墓村
『八つ墓村』は、古い因習の残る山村・八つ墓村の資産家である田治見家の遺産相続をめぐる連続殺人事件を描いた作品。小説では田治見家の跡取りとして村に赴くことになる青年・寺田辰弥を語り手としており、ミステリーとしてはもちろん冒険小説のような雰囲気も楽しめます。本作を原作に据えた映画やドラマも多く制作されており、特に渥美清さんが金田一役を演じた1977年の映画は、CMで使われた「たたりじゃ~」というセリフが大きなインパクトを与え、流行語になるなど話題になりました。
獄門島
『獄門島』は、瀬戸内海に浮かぶ架空の孤島・獄門島を舞台とした物語です。亡くなった戦友に頼まれ獄門島を訪れた金田一は、そこで戦友の異母妹たちが無残に殺されていく事件と遭遇。事件の解決に向けて奔走することになります。俳句にもとづいて行われる見立て殺人のトリックは、とても緻密に計算されていますよね。
犬神家の一族
『犬神家の一族』は、金田一耕助シリーズを代表する作品の1つで、作品を読んだり見たことが無くてもタイトルだけは知っている、という人もいるのではないでしょうか。顔を白いゴムマスクで覆った「スケキヨ」が登場することでもおなじみの、財産をめぐる骨肉の争いを描いた作品です。「八つ墓村」と並ぶほど映像化回数が多い作品で、1976年公開の映画は市川崑監督と石坂浩二さん主演による「金田一耕助シリーズ」の1作目となりました。
悪魔の手毬唄
『悪魔の手毬唄』は、2つの家が対立している閉鎖的な村を舞台に、村に伝わる手毬唄の歌詞に沿って行われる陰惨な連続殺人を描いた作品です。横溝さん自身も「自身の最も好きな作品」として挙げており、ファンからも愛される1作となっています。他の作品同様、映画化やドラマ化も幾度となく行われました。
「金田一耕助」シリーズで一番好きな話は?
金田一耕助シリーズの中から、4作品を紹介しました。このほかにも、「悪魔が来りて笛を吹く」や「女王蜂」など、数々の事件が描かれていますよね。
今回のアンケートでは、角川文庫から刊行されている「金田一耕助ファイル」などに収録の作品をベースに、66作品を選択肢に用意しました。選択肢にない作品に投票したい場合は「その他」を選択のうえ、コメント欄で作品名を教えてください。好きなところや印象深い場面などといったコメントとともに、投票お待ちしています!
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