「浪人率が低い」都道府県ランキングTOP30 1位は「静岡県」【2021年度版】
全国の高等学校などの卒業者における、2021年度の大学(学部)進学率は54.9%となっており、過去最高を更新。志望校合格を目指して高校卒業後に「浪人」を選択する人もいるなかで、現役志向が強いのはどの地域なのでしょうか?
そこで今回は、文部科学省の「令和3年度学校基本調査」のデータをもとに「浪人率が低い都道府県ランキング」を紹介します。ここでいう「浪人率」とは、「2021年度の大学(学部)および短期大学(本科)の入学志願者数」の合計に占める、「2020年度以前の卒業者」(以下、浪人生)の割合を示したものとなっています。
(出典:文部科学省「令和3年度学校基本調査」)
第3位:福島県(5.2%)
第3位は「福島県」でした。浪人率は5.2%です。
福島県の2021年度入学志願者数における浪人生の内訳は、2020年3月卒業者が384人、2019年3月以前卒業者が42人となっています。なお、福島県の2021年度の大学等進学率(大学の学部のほか、短期大学や通信教育部などを含む進学率)は47.7%で、全国36位。前年度より1.9ポイント上昇しています。
第2位:大分県(5.1%)
第2位は「大分県」でした。浪人率は5.1%です。
大分県の2021年度入学志願者数における浪人生の内訳は、2020年3月卒業者が216人、2019年3月以前卒業者が42人。九州・沖縄地方の浪人率は10.7%となっており、大分県はその数値を5.6ポイント下回る格好となっています。ちなみに、大分県の2021年度の大学等進学率は49.7%で全国31位。前年度より0.9ポイント上昇しています。
第1位:静岡県(4.7%)
第1位は「静岡県」でした。浪人率は4.7%です。
静岡県の2021年度入学志願者数における浪人生の内訳は、2020年3月卒業者が802人、2019年3月以前卒業者が88人でした。中部地方では同県の他に、6位に新潟県(5.8%)、8位に富山県(6.2%)がトップ10入りしています。また、静岡県の2021年度の大学進学率は53.9%で全国24位。前年度に比べ0.5ポイント上昇しています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください。
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