10カ国に聞く「アメリカ大統領選挙に投票するなら?」 トランプ氏は低評価、バイデン氏は「わからない」
日本リサーチセンターが加盟するWIN(Worldwide Independent Network Of Market Research)が、10月に世界10カ国(日本、アメリカ、カナダ、アルゼンチン、ペルー、イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス)の18歳以上の個人を対象として、「アメリカ合衆国大統領選挙に関する世論調査」を実施しました。その日本版レポートを紹介します。
主な調査項目は「アメリカ合衆国大統領選挙に投票するなら、ジョー・バイデン氏か? ドナルド・トランプ氏か?」「ドナルド・トランプ氏をどう思っているか?」「ジョー・バイデン氏をどう思っているか?」の3つ。
いずれの国でも「バイデン氏に投票」が優勢
「大統領選挙でどちらに投票するか」という質問について、いずれの国(アメリカのみ設問対象外)でも「バイデン氏に投票する」という人が多くなりました。特にドイツ、カナダでは6割以上がバイデン氏を支持しているようです。
日本でも「バイデン氏に投票する」と答えた人は多かったものの、「トランプ氏に投票する」と回答した人も9カ国中最も多い割合(21%)となりました。
トランプ氏は低評価
トランプ氏をどう思うかという質問に対しては、10カ国中全ての国で、「どちらかというと悪い」の割合が「どちらかというと良い」の割合を上回る結果に。
アメリカは「どちらかと言うと良い」が35%、「どちらかと言うと悪い」が59%で割合の差がマイナス24ポイントとなり、10カ国中最も割合の差が少なくなりました。日本の割合の差はアメリカに次いで少なくなりましたが、それでもマイナス43ポイントと、低い評価になっています。
バイデン氏の評価は「わからない」
バイデン氏に関しては10カ国中8カ国で「どちらかというと良い」が「どちらかというと悪い」を上回る結果に。しかしトランプ氏と比較すると割合の差は少なくなっており、全体的に「わからない」の割合が多くなっています。
アメリカでは「どちらかというと良い」「どちらかというと悪い」の割合の差が同一に。日本では若干「どちらかと言うと良い」が上回っているもののその差は他国に比べ少なくなっています。
調査結果の概要は次のページでご覧ください。
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