「奈良県で面積が大きい街」ランキングTOP30! 1位は「吉野郡十津川村」【2021年データ】
飛鳥や平城京といった古代日本の都が置かれ、今では多くの史跡に彩られている奈良県。北部の奈良盆地から南部の紀伊山地まで、県内には39の個性豊かな市町村があります。
今回は自治体の広さに注目し、「奈良県で面積が大きい街ランキング」を紹介します。なお、ランキングは国土地理院の2021年時点データに基づいたものです。それでは、早速結果を見ていきましょう。
(出典:国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調」)
第2位:五條市(292.02平方キロメートル)
第2位は五條市。面積は292.02平方キロメートルでした。奈良県の中西部に位置し、2022年3月時点で1万3392世帯が暮らす街です。2005年に吉野郡の大塔村と西吉野村を編入し、南北に細長い市域となりました。
五條市の特産品は「柿」。西吉野地域を中心に広大な柿の果樹園が広がる五條市は、柿の収穫量日本一を誇ります。特筆すべきは柿の形をした建物で有名な「柿博物館」でしょう。1994年に開設されたこの施設では、学生の社会教育の場として、また一般消費者と生産者の交流の場として利用されています。
第1位:吉野郡十津川村(672.38平方キロメートル)
そして第1位は、吉野郡十津川村でした。面積は、2位以下に圧倒的な差をつける、672.38平方キロメートルです。奈良県の最南端に位置し、紀伊山地の険しい山々が連なる山間の村。村内を抜けて走るバス路線「八木新宮線」は、高速道路を使わない路線バスとしては日本一の走行距離を誇ります。
十津川温泉郷で有名な十津川村は、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をした村です。村の温泉施設すべてが源泉かけ流しの温浴施設になっており、村内どこへ行っても贅沢に温泉を楽しむことができます。趣のある温泉宿も多く点在するため、観光客にも人気です。
また、温泉以外にも生活用としては日本一長い吊り橋「谷瀬の吊り橋」、1万本の石楠花が楽しめる「21世紀の森・ 紀伊半島森林植物公園」、渓谷を渡る人力ロープウェイ「野猿」など、観光スポットが豊富です。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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