「和歌山県」で面積が大きい街ランキングTOP30! 1位は「田辺市」【2021年データ】

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 紀伊半島の南西部を占める和歌山県。北部には紀の川流域の和歌山平野が、南部には世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に代表される山岳地帯が広がっています。

 そんな和歌山県には、ちょうど30の市町村がありますが、その中で面積が大きいのはどの自治体なのでしょうか。今回は、国土地理院の2021年データを基に「和歌山県で面積が大きい街ランキング」を作成しましたので、ご覧ください。まずは、上位2つの町から紹介しましょう。

(出典:国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調」)

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第2位:有田郡有田川町(351.84平方キロメートル)

 第2位は有田郡有田川町(ありだがわちょう)。面積は351.84平方キロメートルです。

 2006年に有田郡内の吉備町・金屋町・清水町が合併してできた町で、西隣には似た名前の有田市があります。有田川流域は有田みかんで有名で、有田川町も柑橘類の栽培がさかん。ほかにも山椒が特産品で、中でも有田川町清水の生産量は日本一といわれています。

 有田川町のシンボルと言えば、「あらぎ島」の景観です。春夏秋冬すべての季節で風景が美しく、写真愛好家にも人気のスポット。1999年には「日本の棚田百選」に選ばれ、2013年には国の重要文化的景観にも選定されています。

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第1位:田辺市(1026.91平方キロメートル)

 そして第1位は、田辺市でした。面積は、2位以下に圧倒的な差をつける1026.91平方キロメートルです。2005年に、旧田辺市と大塔村・中辺路町・本宮町・龍神村が新設合併し、県内で唯一の1000平方キロメートル超えとなりました。和歌山県全体は4724.68平方キロメートルですので、その2割以上も占めていることになります。

 市域の9割を山岳・森林地帯が占めているものの、田辺市は和歌山市に次ぐ人口を有しており、県内第二の規模をもつ都市とされています。街の東には世界遺産の「熊野古道」、西にはウユニ塩湖のような絶景が人気の「天神崎」。他にも多彩な観光スポットがあり、グルメでは2007年に観光客からのニーズに応えてうまれた「あがら丼」が人気です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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