イギリス・ロンドン出身のロックバンド「Queen（クイーン）」。1970年代前半に起こっていたハードロック・ブームの最中である1973年7月13日に、アルバム「戦慄の王女」でデビューしました。

　プログレッシブ・ロックやアート・ロック、グラムロック、アリーナ・ロックなど、メンバー達の持つ幅広い音楽性を時代によって変化させながら人気を獲得。ウォール・ストリート・ジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」では第3位に輝き、2001年にはロックの殿堂入りを果たすなど、世界中で愛されているバンドです。

　今回は、伝説的なロックバンド「Queen」の中で、「一番好きなシングル曲は？」というテーマでアンケートを実施します！　まずは投票前に、代表的な3枚のシングルをご紹介します。

キラー・クイーン – Killer Queen

　クイーンが1974年に発表したシングル「キラー・クイーン（Killer Queen）」。「フリック・オブ・ザ・リスト（Flick of the Wrist）」との両A面シングルとした発売され、どちらも作詞・作曲をフレディ・マーキュリーが手がけています。イギリスのチャートでは2位にランクインし、アメリカのチャートでも12位にランクイン。アメリカでは初のヒットシングルとなりました。

　マーキュリーは「キラー・クイーン」で、1975年に英国作曲家協会よりアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞しており、クイーンの中でも人気や評価が高い楽曲の1つとなっています。マーキュリーはこの名作を、わずか一晩で一気に書き上げたというので驚きですよね。

ボヘミアン・ラプソディ – Bohemian Rhapsody

　クイーンが1975年に発表したシングル「ボヘミアン・ラプソディ（Bohemian Rhapsody）」。作詞・作曲はフレディ・マーキュリーで、1975年のシングルのB面には、作詞・作曲をロジャー・テイラーが手がけた「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー（I’m in Love with My Car）」が収録されています。

　本シングルは、全英シングルチャートで9週連続で第1位を獲得し、1976年1月末までに100万枚以上の売上を記録するなど、大ヒットを記録しました。2004年にはグラミー殿堂賞を受賞するなど、クイーンの楽曲の中でも特に完成度の高い人気の作品の1つです。

　「ボヘミアン・ラプソディ」はアカペラ、バラード、オペラ、ハードロック、バラードの順番で曲が構成されており、1つのミュージカルを聞いているような感覚になる壮大な作品です。

伝説のチャンピオン / ウィ・ウィル・ロック・ユー – We Are the Champions / We Will Rock You

　クイーンが1977年に発売した両A面シングル「伝説のチャンピオン / ウィ・ウィル・ロック・ユー」。本シングルは、全英最高2位、全米最高4位、カナダで3位など、世界中でヒットを記録しました。

　「伝説のチャンピオン（We Are the Champions）」は、静かなイントロから始まり、サビへ向けてだんだんとボルテージが上がっていき、サビの「We Are the Champions」という歌詞が心を掴む、人生の応援歌にもぴったりな熱くかっこいい楽曲です。また「ドンドンチャ」というリズムが繰り返される「ウィ・ウィル・ロック・ユー（We Will Rock You）」は、聞くだけでテンションが上がるような、クイーン定番の1曲です。

あなたが一番好きな「Queen」のシングル曲は？

　Queenのシングルは、この他にも音楽史に刻まれた名シングルが多くあります。ぜひ、あなたが好きな1曲に投票してみてください。好きな楽曲へのコメントなどもお待ちしています！

参考

• クイーン（Wikipedia）
• キラー・クイーン（Wikipedia）
• ボヘミアン・ラプソディ（Wikipedia）
• 伝説のチャンピオン（Wikipedia）