ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、「一生もののバッグを買いたい、憧れのハイブランドはどこですか？」というアンケート調査を実施しました。

　回答者は全国の20～70代の女性。名品と呼ばれるアイテムも数多くある中で、人気を集めたブランドはどこだったのでしょうか。さっそく上位の結果を見ていきましょう。

第3位：シャネル

　第3位は「シャネル」です。フランスのファッションデザイナー、ココ・シャネルが創設したブランド。スポーツ向けとされていたジャージ素材を婦人服に活用したり、喪服として使われていた黒一色のドレスをモードに取り入れたりと、画期的なアイデアでファッション界に革命をもたらしてきました。「古い価値観にとらわれない女性像」をポリシーに、ウェアやアクセサリー、香水、化粧品など、幅広い商品を展開しています。

　ブランドアイコンであるキルティングモチーフのバッグは、多くの女性の憧れ。ダイヤ柄のキルティングとチェーンの組み合わせは、クラシックでエレガントな印象です。それでいて、フォーマルファッションだけでなくカジュアルファッションにも合わせやすいと評判。定番の「クラシックハンドバッグ」や、長方形のフォルムが特徴の「2.55ハンドバッグ」、直線的なフォルムでマニッシュな印象の「ボーイシャネル」など、トレンドに左右されることなく使い続けられるアイテムが多いのも「一生もの」として支持される理由の1つかもしれません。

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第2位：ルイ・ヴィトン

　第2位は「ルイ・ヴィトン」です。フランスのスーツケース職人であるルイ・ヴィトンが創設したブランドで、旅行用バッグやトランクで人気を集め、バッグやアクセサリー、ウェアなどを展開しています。世界で初めてモノグラム柄を取り入れたことでも有名で、LVのマークと合わせてブランドの定番デザインとして根強い人気を誇っています。

　バッグでも、アイコニックなモノグラム・キャンバスや、市松模様が印象的なダミエ・キャンバスを使用したアイテムが人気。中でもデイリー使いしやすい「アルマ」や「スピーディ」は、サイズ違いで愛用している人もいるそうです。また、シンプルで使いやすい「カプシーヌ」も名品として知られています。ルイ・ヴィトンが初めて構えた店舗にちなんで名づけられた、職人の技が光るアイテムです。

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第1位：エルメス

　そして第1位に選ばれたのは「エルメス」でした。パリの馬具工房としてスタートした、革製品を得意とするラグジュアリーブランド。バッグや財布以外にも、時計やジュエリー、ウェアなどを展開しており、フレグランスやシルクスカーフも人気アイテムとして知られています。

　エルメスの代表的なアイテムといえば「ケリー」と「バーキン」。どちらも馬の鞍を入れるためのサドル・バッグを婦人用に改良したハンドバッグをベースにしています。ケリーはモナコ公妃となったグレース・ケリー、バーキンは歌手やモデルとして知られるジェーン・バーキンの名に由来しており、世界中のセレブが愛用する「憧れバッグ」としても有名。上質な革と洗練されたデザインは、一生ものにふさわしい風格を備えています。また、近年は丸みを帯びたフォルムが特徴的な「ピコタンロック」も、デイリー使いしやすいバッグとして注目されています。

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