バーチャルオフィス「レゾナンス」を運営するゼニスが、「副業に関する調査」を実施しました。

副業率が高い本業の業種は「製造」「卸売・小売」

　どのような業種の人が副業をしているのか男女別に調べたところ、男性は「製造」が最も多く、次いで「卸売・小売」「IT・コンピュータ」「運輸・物流」となりました。女性の場合も「製造」が最も多く、次いで「卸売・小売」「IT・コンピュータ」「宿泊・飲食サービス」となっています。

本業の収入は下がった？

　COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の影響により、世界経済が大きなダメージを受けていますが、本業の収入に変化はあったのでしょうか。

　「今年（2020年）に入ってから本業の収入額が変わりましたか？」という質問をしたところ、4割以上の人が「減った（男性47.0％、女性45.9％）」と回答。一方で「増えた（男性6.2％、女性5.6％）」と回答した人は1割にも満たない結果になっています。

副業を始めたきっかけは「収入額を増やしたかったから」が最多

　副業を始めたきっかけについては「収入額を増やしたかった（男性51.5％、女性59.5％）」という回答が最も多く、次いで「収入源を増やしたかった（男性20.7％、女性17.5％）」という結果に。

　「新型コロナウイルスの感染拡大（男性2.0％、女性2.3％）」「会社の将来に不安を覚えた（男性5.5％、女性3.7％）」という意見もあり、コロナ禍の影響がうかがえる結果となりました。

　なお、副業歴は男女ともに「3年以上（32.6％）」が最多となっています。

人気の副業は「アンケートモニター」

　「どのような副業をしていますか？（複数回答可）」という質問をしたところ、男性は「アンケートモニター（32.8％）」という回答が最も多く、次いで「株式投資（30.3％）」「ポイントサイト・ポイント投資（28.3％）」となりました。

　女性は「アンケートモニター（44.0％）」という回答が最も多く、次いで「ポイントサイト・ポイント投資（35.8％）」「フリマアプリ（20.8％）」という結果でした。男女ともに「アンケートモニター」が人気の高い副業になっているようです。

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