起きたときに「夢」を忘れてしまうのはなぜ? 詳しく解説

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 ニッポン放送のラジオ番組『鈴木杏樹のいってらっしゃい』では、朝、起きた時になぜ夢を忘れてしまうかということについて解説しました。

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夢を忘れてしまうのはなぜ?

 目を覚ましたとき、自分が見た夢を忘れてしまう理由として『深い眠り(ノンレム睡眠)のときに起きてしまうから』という説があります。睡眠は浅い眠りの『レム睡眠』と、深い眠りの『ノンレム睡眠』がひと晩に交互に繰り返されます。

 夢を見るのは、ほとんど『レム睡眠』のときだと言われていますが、ひと晩の間に『レム睡眠』と同じ回数、またはそれよりも多く夢を見ているそうです。そのなかで起きたときに覚えている夢は、最後の『レム睡眠』のときに見た夢だそうです。

 それだけいくつも夢を見たのに、まったく覚えていないのは、『ノンレム睡眠』のとき、つまり熟睡の状態のときに目が覚めてしまったから…と考えられています。「夢を見ません!」という方でも、実は『レム睡眠』の状態のときに必ず夢を見ていますが、目が覚めるのがいつも『ノンレム睡眠』のときなので、夢のことを忘れてしまうそうです。

 他にも、見た夢を忘れてしまう理由として、『起きてすぐに活動してしまうから』という説があります。特に、目覚まし時計やスマートフォンのアラーム音などで強制的に目覚めさせられた場合、出かける支度など、起きたらすぐにやるべきことがたくさんあります。

 このように目覚めた瞬間、すぐに別のことに意識が行ってしまうので、見た夢を思い出すことができないそうです。

(『スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい』より)

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