「私立中学校が多い都道府県」ランキング! 第1位は「東京都」【2021年データ】

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 日本の中学校には公立・国立以外の形として私立中学校が存在します。その大きな特徴は授業料を徴収する点にあり、それが学校の運営資金に充てられています。また、独自の教育理念や教育スタイルを持っている点も私立の大きな強みでしょう。

 そこで今回は文部科学省「学校基本調査」をもとに「私立中学校が多い都道府県ランキング」を紹介します。最も私立中学校が多いのはどこだったのか、ランキングを見ていきましょう。

※本ランキングは中学校全体に占める私立の割合が高い順に都道府県をランキング化したものです。

(出典:文部科学省「学校基本調査」

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第2位:京都府(13.76%)

 第2位には「京都府」がランクイン。私立中学校の割合は13.76%でした。今回のランキングにおける全国平均の数値は7.72%で、京都府はそれを6.04ポイント上回る格好となっています。ちなみに、上位には京都以外の関西勢も複数ランクインしており、大阪府が4位(11.8%)、兵庫県が5位(11.32%)、奈良県が7位(10.09%)に入っています。

 京都府の私立中学校は全部で26校(うち1校は休校)ありますが、中でも洛南高等学校附属中学校は、空海が設立した「綜芸種智院」を源流に持つ名門校。仏教の三帰依を校訓とし、校舎は教王護国寺の境内にあります。また、偏差値は京都府私立校のなかではトップレベルとなっています。

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第1位:東京都(23.35%)

 そして、第1位は「東京都」でした。私立中学校の割合は23.35%となっています。中学校のおよそ4校に1校が私立校という割合の東京都。全国には778の私立中学校がありますが、そのうちの約24%(187校)が東京都にある計算となります。

 東京都にある私立中学校には、全国的にも有名な開成中学校や慶應義塾中等部など名門がズラリ。中でも中高一貫校の渋谷教育学園渋谷中学校は、海外大学への合格実績も豊富で、2022年の実績にはイェール大学をはじめとする20校以上もの海外大学が含まれています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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