もはや国民的アニメとして、老若男女に受け入れられている作品「名探偵コナン」。毎春公開される劇場版作品は大ヒット続きで、近年は最新作が常にシリーズ最高の興行収入を更新しているほどです。

　そんな「劇場版・名探偵コナン」について、ねとらぼ調査隊では9月12日～10月11日にかけて「最も好きな作品はどれ？」という人気投票を実施していました。3536票が集まった中で、一番人気の座を獲得したのはどの作品だったのでしょうか？

TOP3は？

　まずはTOP3を紹介。全24作品すべてに票が入り、票が割れる結果となりました。

第3位：純黒の悪夢

　第3位は2016年公開の『純黒の悪夢』。票数は415票でした。コナンと敵対する黒の組織のメンバーでありながら、少年探偵団と仲良くなった女性・キュラソーを中心に物語が進行します。

　コメント欄では、『記憶を失った敵であるキュラソーに優しく接した少年探偵団。その優しさに触れて、組織を抜け命をかけて少年探偵団を守ったキュラソーに、何度見ても涙します』『この作品に出会えた事に感謝しかない』という熱い反応が。

第2位：ゼロの執行人

　第2位は2018年公開の『ゼロの執行人』。票数は460票でした。謎多き男・安室透がメインキャラクターに起用され、彼にハマった女性を指す「安室の女」という言葉が生まれるほどの一大ムーブメントを巻き起こした作品です。

　コメント欄では『安室さんの「僕の……恋人は……この国さ！」その言葉を聞いて、めちゃくちゃ泣きました』『ストーリーもBGMも主題歌も良くて完璧』『脚本の櫻井さんが良く、何回も見るとハマってしまう』などの感想がありました。

第1位 ：ベイカー街の亡霊

　そして栄えある第1位の座に輝いたのは、2002年公開の『ベイカー街の亡霊』。投票数は591票でした。人工知能を題材として扱い、仮想世界と現実世界をリンクさせた異色の作品です。

　コメント欄では『コナンは作品上、タイムスリップなどの非現実なことはあまりできないけど、この作品はファンタジーな部分があってすごく新鮮でした』『いつもと違う攻められ方をしてすごく面白かった』という反応が。原作者の青山剛昌さんも、自身のお母さまの一番好きな映画だとコメントしているそうです。