朝、食パンを召し上がった方、いらっしゃるかと思いますが、この『食パン』も略語で、正式名称は『主食用パン』だそうです。『本食（ほんしょく）パン』の略語という説もあります。

　1900年代中頃まで、パン職人さんは“イギリス系の山型の白いパン”のことを『本食』と呼んでいたそうです。『本食』とは“西洋料理の『もと』となる食べ物”という意味です。他にも、絵を書く時に使う『消しパン』と区別するために『食パン』と呼ぶようになった・・など、様々な説があります。

軍手

続いて『軍手』です。
“太目の白い木綿糸で編んだ、作業用の手袋”のことですが、これも略語で、正式名称は『軍用手袋』です。
元々は、旧陸軍や海軍の兵士の方のために作られたもので、それが一般の方の間にも広まって作業用として使われるようになりました。

プレハブ

工場で部品を生産して、現地で組み立てる建築方法に『プレハブ』があります。
『プレハブ住宅』という言葉もあります。
この『プレハブ』も略語で、正式名称は『prefabricated（プリファブリケイティッド）』です。
『fablicate（ファブリケイト）』は“組み立てる”という意味で、”前に”を意味する『pre』が頭に付いていることから“あらかじめ作られた”といった意味があります。
同様の意味を持つ『prefabrication（プレファブリケイション）』の略語という説もあります。

スズキ・ハッピーモーニング　鈴木杏樹のいってらっしゃい