「短大進学率」が高い都道府県ランキング! 1位は「鳥取県」【2021年版】

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 「短期大学」は、2~3年の期間で専門分野を学ぶ高等教育機関。文部科学省によると、「短期大学の個性・特色は、地域の身近な高等教育機関として、短期間で、大学としての教養教育やそれを基礎とした専門教育を提供する点にある」とされています。また、保育士や栄養士、介護福祉士といったプロフェッショナルを数多く輩出している点においても、重要な役割を担っていますよね。そんな短期大学への進学率は、どの地域で高いのでしょうか?

 そこで今回は、文部科学省の「令和3年度 学校基本調査」を基に、「短大進学率が高い都道府県ランキング」を紹介します。なおこのランキングは、全日制・定時制の高校卒業者に占める、短期大学(本科)への進学者の割合を順位化したものです。

(出典:文部科学省「令和3年度 学校基本調査」

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第2位:大分県(7.24%)

 第2位は「大分県」でした。短大進学率は7.24%です。ちなみに、今回のランキングにおける全国平均は4.61%。大分県はそれを2.63ポイント上回っています。

 大分県に本部を置く短大のなかでも、「大分県立芸術文化短期大学」は全国的にも珍しい公立の短期大学の1つ。同校には「美術科」や「音楽科」のほか、世界のさまざまな文化や価値観を学び、将来の進路につなげる「国際総合学科」や、地域社会に貢献できるコミュニケーション力豊かな人材を育てる「情報コミュニケーション学科」があり、幅広い学びに対応しています。

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第1位:鳥取県(7.27%)

 第1位は「鳥取県」でした。短大進学率は7.27%です。

 鳥取県にある唯一の短期大学は、1971年設置の私立校「鳥取短期大学」です。“鳥短”の略称で知られる同校には、「国際文化交流学科」をはじめ、情報・経営専攻、住居・デザイン専攻、食物栄養専攻と3つの専攻を持つ「生活学科」や、「幼児教育保育学科」といった学びのフィールドを用意。2020年度卒業生の就職・進学決定率は99.6%を記録しており、学生に向けて鳥取県内の企業でのインターンシップ機会を提供するなど、地元企業の発展にも貢献しています。

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