スコットランドの地で糖化から発酵、蒸留、熟成までを行っているシングルモルトである「シングルモルトスコッチウイスキー」。歴史のある蒸溜所や銘柄も多く、市場で大きな存在感を放っています。また、供給量も非常に多く、プレミアムなシングルモルトも比較的手を出しやすい価格になっており、いろいろな銘柄で飲み比べてみるのもおすすめです。

　本記事では「1万円以下のシングルモルトスコッチウイスキー」のおすすめ商品を紹介していきます。

ザ・マッカラン クエスト

　「ザ・マッカラン クエスト」は、クエスト、ルミーナ、テラ、エニグマで構成させる全4種の「クエストコレクション」の1つにあたるシングルモルトスコッチウイスキー。バニラの甘さとほのかなオークの香りに、レーズン、バター、エスプレッソの味わい、柔らかく軽い果実感のある余韻が特長です。

オーヘントッシャン 12年

　「オーヘントッシャン 12年」は、ローランドモルトの伝統である3回蒸溜を経て、アメリカンオークバーボン樽で12年以上熟成して造られたシングルモルトスコッチウイスキーです。トーストしたアーモンド、キャラメルのような香りと、スムースな味わいが特徴です。

ラフロイグ 10年

　「ラフロイグ 10年」は、アイラ島の南部に位置する「ラフロイグ蒸溜所」で造られるシングルモルトスコッチウイスキー。爽快なピート香や磯の香りを思わせるスモーキーな味わいで、その際立った個性からシングルモルトの上級者向けとされています。

カリラ 12年

　「カリラ 12年」は、アイラ海峡に面した「カリラ蒸溜所」で生まれたシングルモルトスコッチウイスキー。アイラ産のスコッチウイスキーらしくスモーキーな風味もありつつ、フルーティーな甘さとのバランスが絶妙な味わいで、口当たりはなめらか、最後にはドライな後味が長引きます。蒸留の過程で冷却水に海水を使用しているのも特徴です。

ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー

　「ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー」は、ヴァイキングの文化が色濃く残るオークニー島生まれのシングルモルトスコッチウイスキー。1798年の創業以来、伝統的な製法を守り続ける権威ある蒸溜所「ハイランドパーク蒸溜所」で造られており、蒸溜所の特徴がバランス良く表現されています。スモーキーさの中にヘザーハニーの甘いピートが香り、ドライな口当たりと優しいスモーキーな風味の余韻が心地良い1本です。

クライヌリッシュ 14年

　「クライヌリッシュ 14年」は、北ハイランドの海に面した蒸溜所で造られており、わずかに海の気質を持ちながらも、はっきりとした柔らかさ・複雑さというハイランドの特質を兼ね備えたシングルモルトスコッチウイスキー。少し甘さを感じる蝋の香りに、クリーミーな口当たりと全体を覆う海の味わい、かすかに苦いフィニッシュを感じられる塩気のあるドライな余韻が特徴です。

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　ここまで「1万円以下のシングルモルトスコッチウイスキー」のおすすめを紹介してきました。次のページではAmazon.co.jp「1万円以下のシングルモルトスコッチウイスキー」ランキングTOP10を掲載しています！