ヘンリーネックの「ヘンリー」とは何のことなのか? 詳しく解説

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 Tシャツは、襟元の形の違いによって種類が変わります。例えば『ラウンドネック』。“丸く開いた襟元”の総称で、別名『丸首』とも呼ばれています。同じ『ラウンドネック』でも、首回りの開き具合によって別の名前で区別されることが多いそうです。

画像:PIXTA
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解説

 次に『クルーネック』です。『クルー』とは『船乗り』のことで、船乗りの方が着ていたセーターからこの名前が付きました。首にピッタリと合った、丸首の形をしています。

 『クルーネック』とは対照的に、襟元が広くて『U』の形になっているのが『Uネック』です。『Uネック』と同じように、『V』の形に襟元が開いているのが『Vネック』です。

 『ヘンリーネック』は、襟元にボタンが付いています。『ヘンリーネック』の『ヘンリー』とは、イギリス・テムズ川の上流にある街の名前です。ここで毎年7月に、伝統あるボートレース『ヘンリーレガッタ』が開催され、『ヘンリーレガッタ』に出場する選手が着ていたシャツから、『ヘンリーネック』の名前が付いたとされています。

 『ボートネック』は襟元が両方の肩に向かって、横に広く開いています。舟の底のような形をしていることから、『ボートネック』という名前が付いたと言われています。同じ『ボートネック』でも、レディースのように少し首回りが開いているタイプの場合、鎖骨をキレイに見せる効果があります。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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