「国公立大学の学生が多い」都道府県ランキング! 1位は鳥取県【2021年データ】

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 国公立大学は私立大学に比べて学費負担が少ない傾向にありますが、2021年時点で国公立大学の学校数は全国で184校と、大学全体の23%程度。私立大学の数に比べると圧倒的に少ないです。そんな中で、国公立大学に通う学生の割合が多いのはどの都道府県でしょうか。

 今回は文部科学省の「学校基本調査」をもとに「国公立大学の学生が多い都道府県ランキング」をお送りします。

※本ランキングは、「所属学部・学科がおかれているキャンパスが各都道府県内にある学生」のうち、国公立大学のキャンパスに通う学生の割合を比較し、順位化したものです。

(出典:文部科学省「学校基本調査」

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第2位:佐賀県(76.6%)

 第2位は佐賀県でした。国公立大学の学生の割合は76.6%です。

 佐賀県の学生数は8671人で、そのうち6642人が国立大学の学生です。全国でみると学生の20.47%が国公立大学の学生ですが、4人に3人が国公立大学の学生となります。

 佐賀県内にキャンパスがある国公立大学には、国立の「佐賀大学」があり、全てのキャンパスが佐賀県内に位置しています。佐賀大学で最も人数が多い学部は「理工学部」でした。

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第1位:鳥取県(79.59%)

 第1位は鳥取県でした。国公立大学の学生の割合は79.59%です。

 鳥取県の学生数は2021年時点で7785人、そのうち6196人が国立大学の学生です。また公立大学の学生は1252人となっています。県内の学生の約5人に4人が国公立大学の学生という計算ですね。

 鳥取県内にキャンパスがある国公立大学としては、鳥取大学や鳥取環境大学があります。鳥取大学は、鳥取市のキャンパスには地域学部・工学部・農学部が、米子市のキャンパスには医学部と附属病院が設けられています。

 ちなみに最も国公立大学の学生の割合が低いのは神奈川県で、その後には埼玉県、東京都、大阪府、千葉県と続きます。これは私立大学が都市部に集中していることとも関係があるでしょう。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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