「消防署が多い都道府県」ランキング! 1位の「東京都」に次ぐ2位は?【2020年度データ】
消火や火災予防に加え、救助・救急といった消防を行う消防署は、わが国の安心安全な生活になくてはならない存在です。では面積あたりの消防署の数が多いのは、どの都道府県でしょうか。
今回は総務省統計局の「統計でみる都道府県のすがた2022」を基にした、「消防署が多い都道府県ランキング」をお送りします。
※本ランキングは可住地面積100平方キロメートル当たりの消防署数で都道府県を比較・順位化したものです。
(出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2022」)
第2位:大阪府(20.7署)
第2位は大阪府でした。可住地面積100平方キロメートル当たりの消防署数は20.7署です。
日本全体の可住地面積100平方キロメートル当たりの消防署数は4.5署です。大阪府は面積あたりで全国平均の5倍程度の消防署がある消防署密集エリアです。
2020年には全国で3万4691件の火災が起きており、そのうちの1903件は大阪府内で発生しています。およそ5%の火災は大阪府内のものである計算です。ちなみに大阪府の「大阪府火災概況」によれば、2020年の火災による1日の損害額は約782万円にものぼります。
第1位:東京都(21.7署)
第1位は東京都でした。可住地面積100平方キロメートル当たりの消防署数は21.7署です。
「明暦の大火」や「明和の大火」をはじめ、数多くの火災がその歴史に残る東京。2020年には3694件の火災が発生しており、これは全国の火災の10%以上を占めています。ちなみに2021年には火災の件数が3936件と前年に比べ200件以上も増えています。火の用心を心がけて日々を送っていきたいものですね。
今回のランキングにおける最下位は北海道の1.9署であり、東京都はその10倍以上の消防署数を抱えていることになります。ところで可住地面積100平方キロメートル当たりの消防署数は北の県ほど少ない傾向にあり、青森県(37位)、岩手県(44位)、宮城県(34位)、秋田県(41位)、山形県(45位)、福島県(43位)はいずれも下位に属しています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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