「第116回医師国家試験」における国公立大学の合格率一覧!【2022年データ】
医師になるには医師国家試験に合格し、医師免許を取得する必要があります。試験は例年2月中旬ごろに施行され、2022年の116回分の試験結果については3月16日に発表されました。
そこで今回は、厚生労働省の「第116回医師国家試験の学校別合格者状況」をもとに、第116回医師国家試験における国公立大学の合格率一覧を紹介します。
(出典元:厚生労働省「第116回医師国家試験の学校別合格者状況」)
東京大学医学部(87.8%)
東京大学医学部の合格率は87.8%でした。
東京大学医学部は言わずと知れた日本の名門校。そのルーツは天然痘の治療や予防を目的として、江戸時代の安政5年に設立された種痘所「お玉ヶ池種痘所」にまでさかのぼります。
450万部を突破し、平成のベストセラーの1冊となった『バカの壁』の著者である養老孟司さんが東京大学医学部の出身であるほか、明治の文豪で『舞姫』などの著作でも知られる森鷗外も同学部の出身者となります。
東北大学医学部(96.6%)
東北大学医学部の合格率は96.6%でした。
東北大学医学部医学科は「研究第一」「実学尊重」を建学理念とし、宮城県仙台市青葉区にある星陵キャンパスに本拠地を構えています。そのルーツは1817年にまでさかのぼり、仙台藩が「仙台藩医学校」を独立させ、現在の大学病院に相当する「施薬所」を設けたことが、そのスタートとされています。
同学部の卒業者には新型仙台カテーテルの開発で有名な石崎允さんがいるほか、東北大学医学部の前身にあたる仙台医学専門学校では『阿Q正伝』の著作で知られる魯迅が学んでいます。
大阪大学医学部(93.2%)
大阪大学医学部の合格率は93.2%でした。
ドラマ「JIN-仁-」で武田鉄矢さんが演じたことでも知られる、緒方洪庵の適塾にルーツを持つ大阪大学。免疫学と再生医療分野をベースに、さまざまな異分野の研究を融合させ、医学分野に新たな機会を創出することを目指す「最先端医療イノベーションセンター」、双生児研究の専門機関である「ツインリサーチセンター」などの附属施設を有し、日本の研究をリードしています。
同学部の出身者である岸本忠三さんは免疫学の分野で世界的な権威として知られ、インターロイキン-6(IL-6)の発見により、現代のリウマチ治療に革命を起こした人物。大阪大学の第14代総長もつとめ、現在は同校名誉教授を務めています。
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