「薬剤師国家試験」の合格率が高い国公立大学ランキングTOP17! 1位は「金沢大学」【2022年データ】
薬剤師になるためにパスしないといけない試験である「薬剤師国家試験」。その試験科目は必須問題試験と一般問題試験によって構成され、化学や生物、物理をはじめ、薬理や衛生など幅広い知識が問われるものとなっています。そんな薬剤師国家試験の合格率はどの大学で高いのでしょうか?
本記事では厚生労働省発表の資料をもとに、「薬剤師国家試験の『合格率』が高い国公立大学ランキング」をお送りします。なお、今回は「合格人数」ではなく「合格率」をもとにランキングを作成しています。
(出典:厚生労働省「第107回薬剤師国家試験の結果について」)
第2位:徳島大学(91.94%)
第2位は徳島大学でした。薬剤師国家試験の合格率は91.94%です。
受験者62人のうち57人が合格しています。今回のランキングの平均合格率を計算すると、その値は83.53%。徳島大学の数値はそれを8ポイント以上上回っています。
徳島大学薬学部はエフェドリンの発見者である長井長義博士の進言により、徳島高等工業学校応用化学科製薬化学部として産声をあげました。現在は薬学科と創製薬科学科の2学科を有しており、それぞれの定員は40名ずつとなっています。ちなみに同学部は薬学部などの学生の教育等を目的として薬用植物園を保有しており、これは年に数回のペースで一般にも公開されています。
第1位:金沢大学(95.24%)
第1位は金沢大学でした。薬剤師国家試験の合格率は95.24%です。
受験者42人のうち40人が合格しています。高い合格率を誇るものの、受験者数そのものは決して多くはありません。今回のランキングにおいて最も受験者が多かったのは「岐阜薬科大学」の102人で、「静岡県立大学」の101人が後に続く形となります。
金沢大学医薬保健学域薬学類では薬剤師の養成にとどまらない多様な人材の育成を目標としています。例えば、薬剤師資格と博士号の両方を有し、日本の薬学研究と教育をリードする「大学教員」の育成もその一つ。入試では一般選抜入試のほか、博士までの一貫教育が受けられる「薬学類・高大院接続入試」を用意しており、多様な人材の獲得ができるシステムが整えられています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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