「薬剤師国家試験」の合格率が高い私立大学ランキングTOP30! 1位は「名城大学」【2022年データ】

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 薬剤師になるためにパスしないといけない試験である「薬剤師国家試験」。その合格率は例年70%程度であり、2021年は68.8%でした。また私立大学の平均は67.8%となっています。

 2022年3月24日に「第107回薬剤師国家試験(2022年2月実施)」の合格発表が行われました。今回は厚生労働省発表の「第107回薬剤師国家試験の結果について」をもとに「薬剤師国家試験の合格率が高い私立大学ランキングTOP30」をお送りします。

(出典:厚生労働省「第107回薬剤師国家試験の結果について」

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第2位:昭和大学(90.95%)

 第2位は昭和大学でした。薬剤師国家試験の合格率は90.95%です。

 受験者210人のうち191人が合格しています。今回のランキングの平均合格率を計算すると、その値は65.91%。昭和大学の数値はそれを25ポイント以上上回っています。

 2017年~2021年の私立大学の平均合格率は70%程度で推移していますが、昭和大学薬学部はそのなかで常に70%台後半を維持してきました。昭和大学薬学部の卒業生は半数近くが病院勤務に進みますが、そのなかには昭和大学附属病院も多数含まれています。

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第1位:名城大学(92.51%)

 第1位は名城大学でした。薬剤師国家試験の合格率は92.51%です。

 受験者267人のうち247人が合格しています。92.51%という高い合格率は、国公立大学ナンバーワンである金沢大学(95.24%)に匹敵する数値です。

 名城大学の薬学部は薬剤師国家試験で毎年高い合格率を誇る名門です。新卒実績では第100回で88.56%、101回で96.76%、102回で97.6%の合格率を記録しており、3年分の平均は94.31%となっています。これは同時期の私立大学の平均値である80.57%を14ポイント近く上回る数値です。同校では薬学後援会の支援のもと、国家試験対策として模擬試験や国家試験対策講座などを実施しており、そのことも高い合格率につながっていることがうかがえます。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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