「薬剤師国家試験」の合格者数が多い都道府県ランキング! 第1位は「東京都」!【2022年2月データ】
薬剤師になるために、避けて通れない試験「薬剤師国家試験」。近年その合格率は70%程度で推移しており、年によっては70%を下回ることもあります。2022年2月19日および2月20日に「第107回薬剤師国家試験」が実施され、3月24日その結果が発表されました。
そこで今回は厚生労働省が発表した「第107回薬剤師国家試験の結果について」から、薬剤師国家試験の合格者数が多い都道府県ランキング(2022年2月実施分)を紹介します。それでは結果を見ていきましょう!
(出典元:厚生労働省「第107回薬剤師国家試験の結果について」)
第2位:大阪府(859人)
第2位は大阪府でした。第107回薬剤師国家試験の合格者数は859人です。
全都道府県における合格者数の合計は9607人であり、大阪府の合格者数はそのうち9%程度を占めています。府内では大阪大学(薬学部薬学科)や近畿大学(薬学部医療薬学科)といった大学が薬学部を設置しており、学生を指導しています。
中でも大阪医科薬科大学は第107回薬剤師国家試験の合格者数281人と、府内全体の33%程度を占めており、日本薬学会第142年会(2022年3月開催)では同校の学生が学生優秀発表賞を受賞しています。
第1位:東京都(1097人)
第1位は東京都でした。第107回薬剤師国家試験の合格者数は1097人です。
全国の合格者数に占める東京都の割合は11%以上。東京都では東京大学をはじめ、慶應義塾大学や北里大学などが薬学部を設置しています。
1880年に創立された東京薬舗学校にルーツを持つ東京薬科大学は、第107回薬剤師国家試験において401人の合格者を輩出。これは全国で最も合格者数の多い値で、東京都の合格者の約40%、全国の合格者の約4%を占めています。試験の合格率のみならず就職にも強みがあり、薬学部では就職決定率が97.4%を誇ります。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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