東京都湾岸の「超高層マンションの売却・購入オススメエリア」が発表 売却するなら「中央区月島」 購入にオススメなのは?
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不動産テックを手がけるマンションリサーチは、東京都湾岸7エリア(港区芝浦、中央区晴海、江東区豊洲、江東区有明、中央区勝どき、中央区月島、江東区東雲)の20階以上の超高層マンションを対象に、売却・購入メリットを調査。その結果をもとに、「超高層マンションの売却・購入オススメエリア」を発表しました。
東京都内でも人気の高い湾岸エリアの中で、特に超高層マンション(タワーマンション)を売買するのにオススメのエリアはどこなのでしょうか。調査結果を見ていきましょう。
超高層中古マンションの流通数と坪単価の増減
まずは湾岸エリアにおける超高層中古マンションの流通数と坪単価の増減を見ていきます。
芝浦、晴海エリアは「流通数が少ないほど増加率が高くなる」傾向があり、豊洲、有明、勝どき、東雲エリアの流通数は、増加率と「ほぼ関係ない」もしくは「あまり関係ない」という傾向がるようです。月島エリアに関しては「流通数と増加率はまったく関係ない」という結果となっています。
このデータから「流通数と坪単価増減率はエリアによって連動性が異なる」、「坪単価は全エリアで上昇しているが、増加率にばらつきがある」という傾向も見て取れます。
それでは、実際に中古マンションの売却と購入にオススメのエリアはどこなのでしょうか。
売却にオススメのエリア「中央区月島」
投資ではない実需で見た場合、「中央区月島」が売却にオススメのエリアとなりました。
価格の変動幅が大きいため、価格変動リスクが高い一方で、超短期的に見ると2020年は非常に値上がりしているエリアです。つまり、今が売り時のエリアと言えるでしょう。
購入にオススメのエリア「港区芝浦」&「江東区豊洲」
実需の購入には「港区芝浦」と「江東区豊洲」がオススメのエリアとなりました
港区芝浦は、坪単価の平均増加率が比較的高く、価格のばらつきが非常に小さいため、安定性が高いことがわかります。しかし、超高層中古マンションの流通戸数によっては単価増加率が増減するため、新築マンションの計画など将来的なエリア動向を把握して中長期的なリスクに備える必要があるようです。
一方、江東区豊洲は、坪単価の平均増加率が比較的低いものの、ばらつきは非常に小さいく安定しています。また、こちらは坪単価の平均増加率が超高層中古マンションの区画流通量に依存しないため、湾岸7エリアの中では一番安定性が高いということがわかりました。
今回の調査におけるすべてのデータは、次のページをご覧ください!
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