「第115回歯科医師国家試験」における国公立大学の合格率一覧!【2022年データ】
歯科医師になるためにパスする必要がある歯科医師国家試験。2022年3月16日には「第115回歯科医師国家試験」の合格発表が行われ、その合格率は新卒者で77.1%、全体では61.6%となりました。このような状況のなか、各大学の合格率はどのようになっているのでしょうか?
今回は厚生労働省のプレスリリース「第115回歯科医師国家試験の学校別合格者状況」をもとに「第115回歯科医師国家試験における国公立大学の合格率一覧」をお送りします。
(出典:厚生労働省「第115回歯科医師国家試験の学校別合格者状況」)
東京医科歯科大学歯学部(79.2%)
東京医科歯科大学歯学部の「第115回歯科医師国家試験」における合格率は79.2%でした。
東京医科歯科大学歯学部は、英国の高等教育の世界的評価機関「クアクアレリ・シモンズ(QS)」が発表する「分野別QS世界大学ランキング(2022年版)」の歯学分野において世界6位をマークする歯学分野の名門です。これは国内においては最高評価であり、世界では12位のハーバード大学(アメリカ)や9位のキングス・カレッジ・ロンドン(イギリス)を上回っています。
北海道大学歯学部(79.6%)
北海道大学歯学部の「第115回歯科医師国家試験」における合格率は79.6%でした。
北海道大学歯学部には特徴的なカリキュラムが多数組み込まれており、1泊2日のスケジュールで行われる「新入生合宿研修」、3年次と4年次に学部生が講師や教授のもとを訪れディスカッションを行う「全人教育演習」などがその代表例です。「フロンティア精神」と「全人教育」を基本理念としてもつ北海道大学らしい教育システムは歯学部を目指す学生なら必見です。
大阪大学歯学部(80.7%)
大阪大学歯学部の「第115回歯科医師国家試験」における合格率は80.7%でした。
大阪大学は国立総合大学初の歯学部としてスタートした伝統ある歯学の名門校。そのルーツは1926年に産声をあげた大阪府立医科大学歯科学教室にまでさかのぼります。
大阪大学歯学部では歯と関連の深い顔をはじめ、身体全体に渡って科学の目を持つオーラルヘルス・サイエンティストの育成にも力を入れています。もちろん歯科医療のスペシャリスト育成にも力を入れており、現役の過去5年間の国家試験合格率は平均して84.9%と高水準を維持しています。
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