さまざまなお酒をベースに、ジュースやハーブ類などを混ぜてつくるカクテル。シェイクやステアといった混ぜ方にも種類があり、そのレシピも多種多様です。また、カクテルには使用する材料、色・イメージ、そのお酒にまつわるエピソードなどにちなんだ、おしゃれでかっこいい名前がついているのもたくさんありますよね。

　そこで今回は「名前がかっこいいと思うカクテルは？」というアンケートを実施します。あなたが一番かっこいいと思うカクテルにご投票ください。まずは、数あるカクテルから4種類をピックアップして紹介しましょう！

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ギムレット

　ジンをベースに、ライムジュースや砂糖を加えたショートカクテル。爽やかな甘みとキリっとした辛口の後味が特徴です。18～19世紀頃にイギリス海軍の軍医・ギムレット卿が考案したとする説など、名前の由来は諸説あります。特にライムジュースは、長い航海中に不足しがちなビタミンCの補給に役立ったのだとか。

ジャックローズ

　りんごを原料にしたブランデー「カルヴァドス」をベースに、ライムジュースやザクロシロップを加えたショートカクテル。色は薔薇のように赤く、りんごの風味と酸味、コクのある辛口な味わいが特徴です。フランス生まれのカルヴァドスはアメリカで「アップルジャック」と呼ばれ、「アップルジャックで作った薔薇のようなカクテル」であることからその名がついたとされています。

キールロワイヤル

　シャンパングラスで楽しむロングタイプのカクテル。キールのベースである白ワインを、シャンパン（またはスパークリング・ワイン）に替えて作られます。カシスリキュールを混ぜるため、色は透明感のある鮮やかな赤になります。ロワイヤルはフランス語で「王の」「王室の」「高貴な」を意味するため、シャンパンを使った品のある味わいの一杯にふさわしい名前だと言えるでしょう。

グラスホッパー

　ミントとカカオのリキュールに、生クリームを加えた甘いショートカクテル。パステルな緑色はかわいらしく、デザートとしても楽しめる味わいです。「グラスホッパー」という名前はバッタやイナゴなどの直翅類（昆虫）を意味し、伊坂幸太郎さんの小説タイトルとなったことでも有名です。

まとめ

　ここまで、4種類のカクテルを紹介しました。いずれのカクテルも、味はもちろん見た目や雰囲気も楽しめるものばかり。そして、その名前の意味や由来もまたおしゃれですよね。

　なお、選択肢には99種類の主なカクテルを用意していますが、使用する材料の組み合わせや配合・レシピによって、カクテルの種類は無数に存在します。そのため、選択肢以外に投票したいという場合は「その他」を選択のうえコメント欄にカクテルの名前と投票理由をお書きください。

　また、各種カクテルの好きなところや、そのお酒にまつわるエピソード、自分でつくる際のオススメレシピなども、ぜひともコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています！

参考

• お別れのカクテル？ギムレットの由来やレシピを解説 | DELISH KITCHEN
• カクテル「ジャックローズ」とは？レシピや美味しい飲み方を徹底解説 | nomooo（ノモー）
• キールロワイヤルは王様のカクテル！レシピや楽しみ方、豆知識も紹介 | 嗜好品 | オリーブオイルをひとまわし
• グラスホッパー　カクテルレシピ – Liqueur＆Cocktail – サントリー