さまざまな兵器を搭載したボンドカーの歴史は、シリーズ第3作「007 ゴールドフィンガー」から始まりました。それ以降、どんな車がボンドカーとして登場するのか、楽しみにしているファンも多いことでしょう。またボンドカーにはその時代、最新の車が採用されるため、車好きからも熱い視線を浴びています。

 そこで今回は「あなたが好きな007に登場した歴代ボンドカーは?」というアンケートを実施します。数あるボンドカーの中で、あなたがもっともときめいた車種はなんですか? それではまず、代表的なボンドカーをピックアップして紹介します。

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」公式サイトより引用
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アストンマーティン DB5

 イギリスの自動車メーカー・アストンマーティンが製造・販売する「DB5」は、「007 ゴールドフィンガー」、「007 サンダーボール作戦」などに登場し、ヘッドライトの奥から機関銃が飛び出したり、車輪からカッターが飛び出したりと、さまざまな秘密兵器を搭載したボンドカーとして活躍しました。

 数あるボンドカーの中で、もっとも登場回数が多く、2021年公開予定の最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」にも登場するなど、ボンドカーの代名詞とも言うべき存在です。

「Amazon.co.jp」より引用
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トヨタ 2000GT

 日本が舞台となった「007は二度死ぬ」に登場した「トヨタ 2000GT」。劇中ではボンド自身がこの車を運転することはなかっため、真の意味でのボンドカーと言っていいのか、ファンの間でも議論が続いています。

 本来クーペしかない2000GTが、劇中ではオープンカーとして登場。これは大柄なショーン・コネリーにはキャビンが狭すぎたために、急遽オープンカー仕様に改造が施されたためだそうです。

「Amazon.co.jp」より引用

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アストンマーティン DBS

 「女王陛下の007」に登場した「アストンマーティン DBS」。登場シーンが少なく、冒頭とラストシーンに少し登場する程度でした。そのため、ダッシュボードにライフルを搭載していることが判明しているぐらいで、他にどのような特殊装備があるのか明らかになっていません。

「Amazon.co.jp」より引用
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ロータス エスプリ

 イギリスの自動車メーカー・ロータスが製造・販売した「エスプリ」は、「007 私を愛したスパイ」などに登場し、潜水艇に変形して海を走ったり、追手のヘリを対空ミサイルで迎撃したりするなど、ボンドカーらしいてんこ盛りの特殊装備で観客を驚かせました。

 2013年には撮影車両として使用されたロータスエスプリがオークションに出品され、テスラ・モーターズCEOのイーロン・マスク氏が約100万ドルの値をつけて落札したそうです。

「Amazon.co.jp」より引用
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ロータス エスプリターボ

 ロータス エスプリのターボモデル。「007 私を愛したスパイ」で使われたエスプリが、ボンドカーとしてはパワー不足だったことから、「007 ユア・アイズ・オンリー」ではより馬力のあるエスプリターボに変更されました。

 劇中では、1台目のエスプリターボは序盤早々に爆破され、その後カラーチェンジした2台目のエスプリターボが登場するものの、結局カーチェイスの役目はシトロエン2CVに奪われるなど、残念なことにあまり目立った活躍は見られませんでした。

アストンマーティン V8ヴァンテージ ヴォランテ

 「アストンマーティンV8」シリーズの一つ。「007 リビング・デイライツ」に登場し、女王陛下の007以来、約20年ぶりにアストンマーティンがボンドカーとして登場しました。製作サイドもかなり力を入れ、レーザーカッターやミサイル、ロケットブースターなど、ありとあらゆる武装が詰め込んだボンドカーが誕生。

「Amazon.co.jp」より引用

BMW Z3ロードスター

 ドイツの自動車メーカー・BMWの「Z3ロードスター」は、「007 ゴールデンアイ」から、ボンド役がピアース・ブロスナン(5代目)に変更されたことをきっかけに、初めてBMWがボンドカーとして使われることになりました。

 BMW Z3ロードスターは、近未来的なデザインで注目を集め、発売前に劇中でプロトタイプがお披露目されたことでも話題になりました。

BMW 750iL

 BMWが製造するセダン、通称・7シリーズの4代目にあたる「750iL」は、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」に登場し、携帯で遠隔操作されるようすが印象的でした。ボンドが後部座席の窓から飛び乗るシーンを撮りたいがため、ボンドカーとしては珍しい、セダンタイプの車種をわざわざ選んだそうです。

BMW Z8

 「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」に登場した「BMW Z8」は、ミサイルでヘリを一機撃墜する活躍を見せました。最後は、ヘリに吊るされた巨大のこぎりで真っ二つに切断されるという、残念な姿を披露することに。

 なお、撮影にZ8の製造が間に合わなかったため、真っ二つに切断されたのは、他の車にボディを被せただけのハリボテだったそうです。

「Amazon.co.jp」より引用

アストンマーティン V12ヴァンキッシュ

 「007 ダイ・アナザー・デイ」に登場した「アストンマーティン V12 ヴァンキッシュ」。トランクにマシンガンを搭載したジャガーXKRと、氷上でカーチェイスを展開。透明化できる光学迷彩装置や自動追尾散弾砲が搭載されるなど、これまでになかった真新しい装備が詰まったボンドカーです。

「Amazon.co.jp」より引用

アストンマーティン DBS(2007-2012モデル)

 2006年の「007 カジノ・ロワイヤル」に登場し、映画公開後に市販された「アストンマーティン DBS」は、DBSの名を持つ車としては実に35年ぶりの新型モデルとなりました。引き続いて登場した直接の続編である「007 慰めの報酬」では、冒頭から激しいカーチェイスを展開します。

「Amazon.co.jp」より引用

アストンマーティン DB10

 アストンマーティンが映画のために、わずか10台のみ限定生産した「DB10」。ボンドカーとしては、唯一市販されていません。「007 スペクター」に登場し、ジャガーC-X75と激しいカーチェイスを繰り広げました。

 最後はボンドが緊急脱出して走行不能となり水没。後に1台はオークションに出品され、243万4500ポンドで落札されました。

「Amazon.co.jp」より引用

その他

 以上、代表的なボンドカーをピックアップして紹介てきました。また、劇中に登場し、ボンドが運転した、もしくは関わった車を投票項目として合計28種用意しています。劇中に登場した車は数多くありますので、もし選択肢に好きなボンドカーがないという人はその他に投票し、コメントへの記入をお願いします。

 ほかにもあこがれのボンドカーへの思い出なども、コメントしていただけたらと思います。それでは、あなたが思う「ボンドカーといえば、この車!」という車にぜひ、ご投票よろしくお願いします!

アンケート

アンケート実施中!:あなたが好きな、007に登場した歴代ボンドカーは?
実施期間:2020/12/07 00:00 〜 2021/01/06 23:59
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