台湾料理でありながら、愛知県民のソウルフードとして親しまれている「味仙（みせん）」の料理。看板メニューのちょっとピリ辛な「台湾ラーメン」は、創業者・郭明優さんがもともと賄いとして作っていたものだとされています。2022年現在、郭明優さんが経営する直営店と郭明優さんのきょうだいが経営する系列店が数店舗ありますが、それぞれに特徴があるため、好きな店舗も人によって違うのではないでしょうか。

　そこで今回は「愛知県内の『味仙』で好きな店舗は？」というアンケートを実施します。まずは3店を紹介します。

味仙 今池本店

　「味仙 今池本店」は、創業者・郭明優さんが経営する「味仙」の本拠地であり、ここから味仙の歴史が始まりました。1962年に創業し、台湾ラーメンが誕生したのもこの店舗です。「今池本店」の売りは、何と言っても辛味を効かせた元祖台湾ラーメン。

　ざっくり刻んだタカノツメをどっさりと入れた真っ赤なスープはパンチが効いていて、炒めたミンチとの相性もバッチリです。また、たっぷり散らされたニラの彩りも鮮やか。その他では、秘伝のタレに漬け込んだ手羽先は絶品のおいしさですし、ピリ辛で貝のだしを存分に味わえるあさり炒めもおすすめです。

矢場味仙

　「矢場味仙」は、名古屋の繁華街からほど近い場所にある、大型店舗の1つ。ビジネス街にも隣接していることから、ランチタイムには行列ができるほどの人気を博しています。そんな「矢場味仙」の台湾ラーメンの魅力は、辛味が効いた濃厚なスープ。

　辛味を生み出すのは岐阜県産の「あじめコショウ」と呼ばれる唐辛子で、辛味だけではなくうま味もたっぷり含んでいます。また、「矢場味仙」で人気上昇中なのが、ホルモンをたっぷり投入したホルモンラーメン。辛いものがあまり得意ではない人もこれなら安心です。

味仙 藤が丘店

　「味仙 藤が丘店」は比較的小ぶりな店舗ですが、開店前に行列ができるほどの人店です。「藤が丘店」の台湾ラーメンは、辛味の中にも存在感のあるうま味がたっぷり詰まっているのが特徴で、アクセントに効かせたニンニクの香りもあいまって、スープまで残さず飲み切る人が多いそうです。

　またラーメンスープをご飯にかける「台湾飯」と呼ばれる食べ方もおすすめ。さらにおつまみにも最適な「こぶくろの辛し和え」も人気。こぶくろとは豚の子宮で、コリッとした歯ごたえが楽しい部位です。

愛知県内の「味仙」で好きな店舗は？

　「味仙」の店舗は数ありますが、メインメニューの台湾ラーメン1つ取っても、特徴や作り方が違うのが面白いところです。爆発するような辛さや、うま味を前面に押し出した味わいなど好みは分かれるはずですし、その他のメニューも店舗ごとに名物がありますね。

　アンケートでは、あなたが好きな「味仙」の店舗に投票してください。また、コメント欄では投票した店舗名とその理由もぜひ教えてください。なお、今回の投票対象は愛知県内の店舗です。愛知県外の店舗に投票する場合は、「その他」に投票し、コメント欄で教えてください。たくさんの投票とコメントをお待ちしています。

参考

• 矢場味仙ブランドサイト（ 矢場味仙 公式ブランドサイト）
• 名古屋で超有名な「味仙」。店舗ごとの台湾ラーメンを食べ比べてみた！（じゃらんニュース）
• 味仙（Wikipedia）
• 中國台湾料理 味仙 今池本店（＜公式＞味仙本店）
• おすすめ料理（台湾料理 矢場味仙）