企業がグローバルスタンダードに対応できる人材確保を求める中で、大学でも教育方法が変わってきています。国立大学を中心に、世界中の機関や有名大学と情報や人材の交換をしながら、グローバルに活躍できる学生を育成することが必要となってきています。

　そこで、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、「世界で通用する大学」についてアンケート調査を実施。全国の男女に幅広く投票をいただきました。はたして、世界に通用する人材育成ができると思われている大学はどこになったのでしょうか？

第2位：京都大学

　第2位は得票率が19.9%となった「京都大学」です。1897年に創設され、京都府京都市に本部を置いている大学となります。学生の主体性を重視する「自由の学風」をうたい、勉強だけでなくサークル活動なども積極的に行われています。

　国際的な教育研究活動に力を入れ、フランスのボルドー大学やオーストリアのウィーン大学といった海外の有名大学と戦略的パートナーシップを結び連携。学生を中心とした人材交流も積極的に行っています。

　また、湯川秀樹さんをはじめとする多数のノーベル賞受賞者を卒業生に持ち、世界的にも有名な大学として知られています。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」でした。得票率は52.2%と半数以上の票を集めています。1877年に創設された日本で初めての近代的な大学で、東京都文京区に本部を置いています。

　東京大学では「グローバルキャンパスモデルの構築」をかかげ、各分野で世界最高、最先端の研究を展開。英語で学位を取得できるコースや授業カリキュラムを充実させ、世界に通用する人材育成を目指しています。

　また、高等教育の評価機関「QS Quacquarelli Symonds」が発表した「2022年のアジアの大学ランキング」で、総合ランキング11位にランクイン。グローバルに活躍できる人材のいる大学として評価を受けています。

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