人の命を救う医学の道に進むためには、大学でしっかりとした知識を得ることが重要です。国立大学を中心に、各大学の医学部ではさまざまなプログラムを用意して、未来の医療を支える人材を育成しています。

　ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、近畿地方在住の男女を対象に「医学部が有名な大学」についてアンケートを実施しました。さっそく、ランキングを見ていきましょう。

第2位：京都大学

　第2位は「京都大学」です。1897年に創立した国立大学で、学生たちの自主性を重んじる「自由の学風」で知られています。

　京都大学医学部には「医学科」と「人間健康科学科」が設けられており、医療分野の第一線で活躍する人材を育成するためのプログラムを用意しています。学生は他学部同様、1年次は「基礎教養科目」を中心に学び、2年次から本格的に医学分野について学習。医学科では解剖学、生物学、病理学などに加え、患者とのコミュニケーションやチーム医療に関する能力を磨いていくようになります。一方、人間健康学科では「先端看護科学コース」「総合医療科学コース」「先端リハビリテーション科学コース」の3コースに分かれ、各分野の基礎から最先端研究までを専門的に学びます。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」となりました。1877年に創立された国立大学で、ノーベル賞受賞者も多く輩出していることで広く知られています。

　リベラルアーツ教育を実践し、医学部専攻でも入学した学生は教養学部に所属し、基本的な学習をした後に、後期課程からそれぞれが専門的な分野の学部へ進んでいきます。

　医学部では、1年目には解剖学などの基礎医学や衛生学を習得。2年目からは、臨床医学の講義や実習がはじまることになります。大学院へ進むとさらに専門的な学習に取り組むようになり、例えば「医学系研究科」ではさまざまな最先端の実験が行われ、「生殖・発達・加齢医学」「生体物理医学」などについて詳しく学ぶことができます。

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