「橋が多い都道府県」ランキング! 1位は「北海道」【2020年データ】
川や海を渡るために、私たちの生活に欠かせない存在である「橋」。長い歴史の中で、木造にはじまり、外国から石造りアーチ橋の技術が伝わり、その後も橋を作る技術は高められていきました。
今回は、国土交通省の「道路統計年報2021」をもとに、「橋が多い都道府県」(2020年3月31日時点)をランキング形式で発表します。なお、当ランキングは元データの都道府県と政令指定都市の橋梁数を合計した数で作成してあります。さっそく、ランキングを見てみましょう。
第2位:兵庫県(6525基)
第2位は兵庫県。橋の数は6525基です。
兵庫県内で有名な橋といえば、明石海峡を横断して淡路市岩屋を結ぶ明石海峡大橋でしょう。全長3911メートルで、2022年にトルコのチャナッカレ1915橋が開通するまで世界最長を誇りました。
兵庫県には、明石海峡大橋の他にもダブルデッキアーチの神戸大橋、1912年(明治45年)に開通した歴史のある余部橋梁などがあり、橋のことを学べる橋の科学館も開館しています。
第1位:北海道(1万3793基)
日本で最も橋が多い都道府県は、北海道でした。その数は1万3793基。他府県とは桁が違います。
面積約8万3000平方キロメートルを誇り、一級河川の河川延長も全国1位の北海道だけに、橋が多いのも納得です。北海道は、明治時代に入ってから開拓が進み、人と物の往来が盛んになりました。その結果、明治以降に多くの橋が建設されています。
北海道には、豊平橋(札幌市)・旭橋(旭川市)・幣舞橋(釧路市)の三大名橋がありますが、架橋当時の姿を残しているのは旭橋だけです。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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